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Googleが組織変更 創立者ラリー・ペイジ設立のAlphabetの子会社へ

2015年08月11日 09時45分更新

 Googleは創立者ラリー・ペイジ(Larry Page)氏が新会社Alphabetを設立し、CEOに就任。Googleを子会社化し、サンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)氏が新CEOに就任すると発表した。

「Google is not a conventional company. (Googleは普通の会社ではない)」、11年前IPOの際に掲げられた理念のもと、普通の会社とならないために大きな組織変更を行なったようだ。

Alphabet

 新CEOに就任するサンダー・ピチャイ氏は近年、Googleの開発者会議Google I/Oを統括、検索からAndroidやChromeなどのGoogleの中核となるサービスの指揮をとっている。すでに、2014年にはラリー・ペイジ氏より権限の委譲が行なわれ、次期CEOともウワサされていた。

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Google I/O 2014の基調講演に登壇するサンダー・ピチャイ氏

 10日に“Google Official Blog”と新会社Alphabetのサイトに掲げられたラリー・ペイジ氏のメッセージでは、Alphabetは企業の集合体とし、Googleはその中でも最大の企業になるとしている。次世代プロジェクトであるGoogle Xラボ、さらにNestやFiber、投資事業であるGoogle Venturesなどは別会社としてAlphabet傘下に含まれる。

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■関連サイト
G is for Google(Google Official Blog)
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