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ホームパーティーにビールが提供され、お金までもらえるかもしれない夢のサービスがやばい

2015年07月18日 17時00分更新

 2015年7月17日に開催されたBtoCベンチャー応援コミュニティーイベント“sprout#6”。渋谷発のスタートアッププレゼンテーションイベントでIBM、トーマツベンチャーサポート、渋谷の会員制コワーキングスペース“co-ba shibuya”を運営するツクルバの共催で月に1回行なわれている。

 今回はその中から、イベントのあり方を変えてしまうかもしれない企業とコミュニティーを結ぶ注目のサービス“ナヲナス”を紹介したい。7月中のリリースを目指している。

ナヲナス

 ナヲナスは今回のスタートアップ企業を集めたイベントのように、特定の属性をもったコミュニティーイベントと、製品のサンプリングをしたい企業を結び付けるマッチングサービスだ。しかも企業は販促PRのため、コミュニティーに対してスポンサー費も提供するという。企業側は強いセグメント属性をもった人たちに対してピンポイントに新製品などのサンプリングが代理店を挟むことなく低予算で行なえ、コミュニティー側も属性に近い製品を試せる上に資金も手に入るという、ある意味“最強のウィンウィン”なサービスだ。

 極端な例ではあるがビール好きが集まるホームパーティーに対して飲料会社がスポンサーを名乗り出た場合、新製品のビールが楽しめ、お金までもらえてしまうというわけだ。

ナヲナス

 京橋ファクトリーの八木太亮代表取締役社長は、コミュニティーサイト“ビール女子”を手掛ける。実際にビール女子ではビール好きの集まりに、新製品のビールが販促PRに配られたこともあるという。空きスペースなど休眠スペースを生かすシェアリングエコノミーサービスのように、コミュニティーを潜在的なマーケティング対象である“休眠コミュニティー”と定義。コミュニティーが価値をわかっていないと、ナヲナスをつうじて生かすことを狙う。

■関連サイト
ビール女子

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