2015年05月30日10時00分

ドコモの『dカード』最強説!他社カードと徹底比較で見えてきた大きな“差”とは……

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  au『auウォレット』、ソフトバンク『ソフトバンクカード』、そして遂に携帯キャリア最大手のドコモが動きました。

 2015年12月1日より、月々の利用料金に応じて貯まる『ドコモポイント』を『dポイント』へ、ドコモのクレジットサービス『DCMX』を『dカード』へと名称変更。それに伴い、契約者に『dポイントカード』を提供し、街での買い物やネットショッピングでも貯めたり使ったりできるようになるというのです。簡単にいえば“ドコモ内”でしか使えなかったポイントが、店舗やネットの“ドコモ外”のところでも使えるようになります。貯める価値のあるポイントへと生まれ変わった『dポイント』。色んな角度からじっくり紐解いてみたいと思います。

キャリアカード

『dポイント』とは具体的にどんなポイント?

 現在、携帯電話やdマーケットなどの利用で貯めているドコモポイントが、12月1日から“dポイント加盟店”での買い物の際も、dポイントカードまたはクレジット決済機能にポイントカード機能がついたdカードを提示するだけで支払額の1%ポイントが貯まります。さらにdカードでのクレジット払いならプラス1%、合計2%貯まります。

『dポイント加盟店』はどこ?

 どの店で使えるの? ということになりますが、ドコモは今回、コンビニ業界第2位のローソンと提携。全国約1万1000店舗でポイントを貯めることができ、今後も“dポイント加盟店”の拡大をはかるというのです(ちなみにですが、『dカード』はクレジット機能がついていますのでクレジット決済すれば『dポイント』は貯まります)。ローソンや『dポイント加盟店』での支払いに1ポイント1円(税込)としてdポイントが使えるのは今年の12月からです。

それまでに何をしておけばいいの?

 ポイントを貯めに貯めておきましょう! その手助けをローソンがしてくれます。6月1日からローソンでの買物に『DCMX』でクレジット決済した場合、カード請求金額から3%割引されます。そして当然のごとくクレジット決済ですので1%貯まり、合計なんと脅威の4%! そしてこのサービス、12月以降『dカード』に生まれ変わってからも継続。『dカード』にはポイントカード機能もついてくるのでさらに1%加算されます。
 

――ややこしくなったので、一度まとめます。

 12月以降、ローソンで『dカード』を使ってクレジット決済した場合、3%割引+提示ポイント1%+クレジット決済1%=5%還元という脅威!! 驚愕!! の事態に!! ほぼ年会費無料と言っても過言ではない現『DCMX』後の『dカード』で5%還元!!

 これがいかに凄いことかといいますと……

◯例えばセブンイレブンで1000円の買物をした場合
年会費無料で最強と言われている『リクルートカード』でnanacoにチャージした時、1.2%+nanacoで支払い時1%=2.2%(リクルートポイント12円相当+nanacoポイント10円相当)

◯例えばファミリーマートで1000円買物をした場合
Tポイント提示時0.5%+モバイルSuicaにView系クレジットカードでのチャージ時1000円で1.5%(モバイルSuicaで支払い)=2%(Tポイント5円相当+Suicaポイント15円相当)

◯例えばローソンで1000円買物をした場合(2015年12月以降)
3%割引+『dカード』提示時1%+『dカード』クレジット決済時1%=5%(dポイント2%+請求時に3%割引)
 

 もちろん、カードランクや曜日の条件などあるため一概には言えませんが、“コンビニ3社”で、“ほぼ年会費無料のクレジットカード”を使い、“最大限にポイントが貯まる方法”を考えた場合でも、『dカード』を使ったローソンでの買い物がどれだけ有利かがわかると思います。

『セブンカフェ』や『ファミチキ』などセブンイレブンやファミリーマートでしか販売していないものは仕方ないにしても、それ以外のものに関しては、ドコモユーザーは青い看板のローソンを目指して動き出すしかありません。

「でも、ローソンでしか使えないのですか?」

 こういう厳しい意見が出るかと思います。今現在加盟店はローソンしか発表されていません。ですがこの『dポイント』、ローソンでお馴染み『Ponta』ポイントと交換可能なんです。しかも等価交換。だから『dポイント』を『Ponta』ポイントに交換すれば『Ponta』提携店で使用可能なんです。ガソリンも入れられますし、歯の治療もできます。『dポイント』加盟店も増えていけば、ポイントを使う幅はどんどん広がっていくことでしょう。

『auウォレット』、『ソフトバンクカード』、『dカード』を比較

キャリアカード
キャリアカード

『auウォレット』に対抗するかのごとく今年2月に発表された『ソフトバンクカード』。そして今回、満を持してドコモが発表した『dポイントカード』。これで遂に携帯3社のカードが出揃った……ように見えるのですが、実はドコモの『dポイントカード』だけ少し趣が違います。

◯au
『auウォレット』
事前にチャージするプリペイドカード

◯ソフトバンク
『ソフトバンクカード』
事前にチャージするプリペイドカードであり『おまかせチャージ』を使えばクレジットカードのようにも使える

◯ドコモ
『dポイントカード』
ポイントカード。『dポイント加盟店』で提示するとポイントが付与される
『dカード』
ポイントカード機能がついたクレジットカード

 au、ソフトバンク、どちらにも存在するプリペイド機能は『dポイントカード』及びに『dカード』にはありません。ポストペイ型(後払い式)電子マネー『iD』を既に運営しているドコモらしいといえばらしい結論です(ちなみに、auには『auウォレットクレジットカード』というクレジットカードも存在します)。

キャリアカード

〇ポイント還元率
『auウォレット』

200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)

『ソフトバンクカード』
200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)

『dカード』
100円ごとに1ポイント(還元率1%)

 auウォレットは2014年まで、じぶん銀行からのチャージで高還元率を記録してましたが、それも終了してしまいました。今後は還元率を引き上げるため、クレジットカードからのチャージでクレジットポイントを稼ぎたいところです。

 一方、ソフトバンクカードは、おまかせチャージを利用することで200円ごとに3ポイント、還元率1.5%に変化します。18歳以上の方はこの方法でチャージしましょう。

 そしてドコモのユーザーは絶対『dカード』を作ることをオススメします。

 以上、ドコモの『dカード』を紹介しながら説明やカードの比較をしてみましたが、僕が今回のドコモの発表で1番気になったのは、実は別の部分なんです。

〇他社ポイントカードとの連携
『auウォレット』

セブンイレブンでの使用でポイントアップ

『ソフトバンクカード』
Tポイントカード(ファミリーマート)

『dカード』
dポイント(ローソン) 

 コンビニ大手3社で、くっきりと別れました。しかも、前述したドコモによるローソンでの高還元。さらに、現在クレジットカード業界最強と言われる『リクルートカード』もPontaとのポイント交換を開始。今までTポイントに後塵を拝してきた、Pontaによる大攻勢が始まっています。この状況を見る限り、来年、みんなが集約させるポイントが変わっているかもしれない……と感じずにはいられません。

 と、ここまで述べてきましたが、ポイントカードやクレジットカード業界につきものなのは、“改悪の歴史”。今回紹介した『dカード』によるローソンでの高還元は、なんとしても続けていってもらいたい!! そう、心から願うユウキロックでした。

ドコモの『dカード』最強説
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