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新米パパが“4K×空間手ブレ補正”の最強ハンディカムで思い出を残す[PR]

 宇宙で一番とは言わずとも、わが子の可愛さは世界一ではないかと感じている親御さんは少なくないはず。私もそのひとりです。先日、息子が生まれまして、日々の成長に一喜一憂するとともに「この姿を記録に収めたい!」という気持ちが劇的に高まっています。

 最もお手軽な記録手段はスマホでしょう。私も写真や動画をバンバン撮っていますが、画質に不満を感じるようになってきました。やはりここは専用機の導入がベスト。今までビデオカメラは所有してきませんでしたが、これを機に購入しようかと考えています。

 いまビデオカメラを買うのなら、やっぱり気になるのが“4K対応”です。4K映像とは、3840×2160ドットという高解像度の映像のこと。4K対応のカメラなら、このあいだまで主流だったフルHD(1920×1080ドット)に比べて4倍も高精細な映像を撮影できるのです。わが子の可愛さも4倍ということですね(違うか)。

 最近、4Kという言葉はニュースやCMでよく耳にします。「テレビ購入意向者の92%が4Kテレビを認知し、そのうち43%が4Kテレビの購入を検討」なんていう調査結果(2014年11月、ジーエフケー マーケティングサービスジャパン調べ)が示すように、時代はもう“4K時代”に入っています。

 私は恥ずかしながら「4Kなんて、まだ先の話でしょ」と思っていましたが、その認識は時代遅れ。じつはもう主流なんですね。たしかに、家電量販店の売り場を見ても4K対応製品はものすごくプッシュされていますし、3月1日からはスカパーによる初の4K商用放送サービスも開始になります。

「観るのも撮るのも4K」という時代はもう来ているのです。将来的に考えても、子どもとのかけがえのない“思い出を残す”ビデオカメラの場合は特に、今この瞬間から高画質な4Kで撮る意味は十分にあると言えます。

 ということで、今回はソニーの『ハンディカム FDR-AXP35』をお借りし、画質や使い勝手などをレビューしてみました。

FDR-AXP35

 FDR-AXP35を選んだ理由は、なんといっても“4K対応”はもちろんのこと、撮像素子を含めた光学系全体の配置・バランスを空間に浮いているかのように保つという“空間光学手ブレ補正”も決め手でした。せっかくの高画質も、手ブレしてしまったら台無しですからね。

FDR-AXP35

 また、これまでのソニーが培ってきた
・高感度センサー“Exmor R CMOSセンサー”
・画質処理エンジン“BIONZ X”
・定評ある“ZEISS バリオゾナーT*レンズ”
 など、最新技術の採用も心強いです。

 まずは、室内での“うつぶせ運動”の様子を撮影してみました。比較対象機は『ハンディカム HDR-PJ390』(2013年1月発売)です。

FDR-AXP35

 撮影した2つの映像を再生。大画面で見ると違いは明らかでしたが、細部はどうなのだろうか? と画質のきめ細やかさを見るために拡大してみると、大きな違いがありました。

 

ハンディカム FDR-AXP35(4K)

FDR-AXP35

 

ハンディカム HDR-PJ390(フルHD)

FDR-AXP35

 HDR-PJ390の映像ではまつげや眉毛、頭髪の生え際などがぼやけてしまっていますが、FDR-AXP35のほうはそれらの細部がちゃんと映っています。また肌の表現についても、HDR-PJ390のほうはよく見ると全体にのっぺりとした印象です。それに対し、FDR-AXP35は微妙な陰影もしっかりと出ており立体感もあり、より自然な肌の質感になっています。

 親としては、このクオリティーの違いは大きな違いです。

 次にこの4Kの高画素を生かした機能をチェックしてみましょう。

 まずは“トリミング再生”。

 

FDR-AXP35

 撮影のあとにテレビで再生する際に、よく観たい部分を本体のタッチパネルで選択すれば、その部分を拡大してフルHD画質で楽しめる機能です。

FDR-AXP35

 この機能があることで、撮影時にはアレコレと操作を気にすることなく引きの映像を撮っておき、再生する際に観たい部分を拡大することが可能になります。

 そして、もうひとつは“4K静止画切り出し”。
 撮影した動画の中から好きな一瞬を選び、写真として出力することができます。ベストな一瞬を狙って写真撮影しようとすると難しいものですが、動画で撮っておいてあとからベストシーンを選ぶのなら、それほど難しくはありません。また、動画だとだれかにメールで送るのはファイル容量を気にする必要がありますが、写真なら手軽にできます。旅行やイベントなど、できるだけ荷物を減らしたいシーンで、デジカメとビデオカメラどっちを持っていくか悩むこともないのはうれしいですね。

FDR-AXP35

 最後に、“空間光学手ブレ補正”の実力をチェックすべく、ベビーカーでの散歩中の様子を手持ちで撮影してみました。ここでも比較対象はHDR-PJ390です。

 こちらのシチュエーションだと、FDR-AXP35の優位性がすぐにわかります。HDR-PJ390の映像は手ブレによってしばらく眺めると気分が悪くなるような映像になっていますが、FDR-AXP35ではそれが抑えられ安定した映像になっています。空間光学手ブレ補正の威力が発揮されているのだと思いますが、それとともにFDR-AXP35は本体サイズが小さすぎず、しっかりとホールドできることも影響しているのかと思いました。

 

FDR-AXP35

 FDR-AXP35でいろいろと撮影してみて感じたのは、「高画質のビデオカメラだと、撮る意欲も飛躍的に高まる」ということです。なんだか当たり前の感想で恐縮なのですが、撮影した高画質映像を眺めているとさまざまな活用方法が浮かんできて楽しいですよ。

 4Kが当たり前になってきていることもあり、今から4Kで撮っておけばキレイな動画が後からでも見られるのは最大のメリット。子どもが少し大きくなったときに、赤ちゃんのころを動画を振り返ってみたり、たとえば「子どものはじめての沐浴、ハイハイ、公園デビュー、立っち、お絵かきなど、“はじめてシリーズ”を短編映画のように編集してみよう!」とか「息子の結婚式にはスペシャルムービーをプレゼントするぞ!」とか(親バカ全開)。生まれたときから4Kの高画質で思い出を残すことができて、それを後からキレイな画質で見返すことができるなんて、いまの子ども(とその親)は幸せですね。

●おもなスペック
撮像素子:1/2.3型 Exmor R CMOSセンサー
有効画素数:829万画素
記録形式:4K MP4(30p、最大100Mbps)、AVCHD(最大1920×1080ドット/60p、28Mbps)
レンズ:光学10倍ズーム(35mm換算29.8-298m)、全画素超解像:15倍(4K)、20倍(フルHD)
通信機能:Wi-Fi、NFC
ディスプレー:3インチタッチ液晶(約92.2万ドット)
プロジェクター:50ルーメン、854×480ドット、10~200インチ
記録メディア:内蔵メモリー64GB、SDXCカード(Class10以上推奨)
サイズ/重量:75(W)×155(D)×78.5(H)mm/約725g(バッテリー含む)

■関連リンク
『ハンディカム FDR-AXP35』製品ページ
4Kハンディカム体験サイト

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