2013年12月28日13時00分

日本未発売LGの『Vu3』が最高に進化していた件

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 4:3の画面アスペクト比が特徴のスマートフォンと言えばLGエレクトロニクスの『Optimus Vu』。日本では初代モデルの日本バージョンの『L-06D』が発売され、また漫画『ジョジョの奇妙な冒険』とのコラボレーションモデルである『L-06D JOJO』も人気となりました。ですがVuシリーズの日本投入はこの初代シリーズのみで終わってしまいました。

LG Vu3

↑本家韓国では最新の『Vu 3』が発売!

 韓国では昨年に『Optimus Vu 2』が発売され、今年2013年の9月からは三代目となる『LG Vu 3』が発売となりました。LGエレクトロニクスのフラッグシップモデル『LG G2』同様に今度のVu 3もOptimusブランドのないシンプルな型番になっています。これまでのVu、Vu 2は4:3のアスペクト比が特徴の“メモ帳ライクなミッドレンジモデル”でした。しかし最新モデルのVu 3は全体のスペックが上がったハイエンド製品となっています。

LG Vu3

↑丸みを帯びて形状は可愛くなった。

 スペックが上がれば本体のデザインもさぞかしカッコよくなったんだろうと思いきや、Vu 3の本体は全体が丸みを帯びた形状になり従来のVuシリーズの角ばったスタイルから大きく印象が変わりました。本体サイズは132.1x85.6x9.4ミリとこれまでのVuシリーズとほとんど変わらぬ大きさ。若干横幅が広いものの、角が取れた形状のため持ちにくいことはありません。

LG Vu3

↑本体スペックはハイエンドクラス。

 スペックはCPUがSnapdragon 800搭載で2.26GHzのクアッドコア。ディスプレイは5.2インチ1280x960ピクセル。カメラはメインが1300万画素、フロントが210万画素。RAMは2GB、電池カバーは取り外し式になりマイクロSDカードの利用が可能、電池は容量は2610mAh。OSはAndroid 4.2.2で、LTEは最大下り150MbpsのLTE Advancedにも対応しています。ハイエンドモデルとしてメイン機としても十分通用するスペックですね。

LG Vu3

↑日本語ロケール標準なのがうれしい。

 LG Vu 3も現時点では韓国だけの発売ですが多言語に標準対応。ここまでの写真にあったように日本語ロケールも搭載されています。フォント形状がやや不満ですがそのまま日本語が使えるのはうれしいところ。この後機能を紹介していきますが、豊富で便利な機能を満載しているだけにぜひとも日本でも発売してもらいたいものです。

LG Vu3

↑Vuシリーズ初のスタイラスペン内蔵。

 これまでのVuシリーズには静電容量式タッチパネルに対応したスタイラスペン『Rubberdium pen』が付属していました。ですが本体への収納はできず持ち運びしにくいという欠点がありました。前作のOptimus Vu 2では専用のフリップカバーを本体につけるとそのカバーにペンを収納できる、という工夫もされていたのです。LG Vu 3ではRubberdium penは細身のものとなり、ようやく本体に収納されるようになりました。これでペンを忘れてしまうということもなくなるでしょう。

Vu3

↑ペンのUIも強化された。

 スタイラスペンは本体に収納になって使い勝手が向上したことから、ペン関連のUIも強化されています。標準状態ではペンを抜くと画面の下にペンを使うアプリアイコンが5つ現れます。また設定を変えることでペンを抜くとすぐに指定のアプリを起動することも可能。たとえば『ノートブック』を指定しておけば、すぐに手書きメモを書くことも可能なわけです。

Vu3

↑LG G2と同様に豊富な操作が可能。

 5.2インチの広い画面を操作しやすくするためにLG Vu 3はショートカットやアクションなど様々な機能も搭載、その多くが上位モデルのLG G2にも採用されているものです。実行中アプリを3つまで重ねて表示できる『スライドウィンドウ』や画面を2回タップしてのスリープ解除、ダイヤルパッドやロックパターン画面を左右にずらして配置できる『片手操作モード』などはVu 3を活用するためにぜひともマスターしたい機能。

Vu3

↑絶妙な位置の『Qボタン』。

 LG Vu 3の左側面上には『Qボタン』と呼ぶショートカットキーが配置されています。これまでのVu、Vu 2に搭載されていた『Quickメモキー』の機能が拡大されたもので、アプリを設定しておきワンプッシュで起動が可能です。このQボタンの位置はなかなかうまく考えられていて、本体を持った時に左手の親指でちょうど押しやすい位置に配置されています。これならよく使うアプリも一瞬で起動できちゃいます。なおこのQボタンはカメラ起動時に軽く押すとシャッターボタンとしても使うことが可能です。

Vu3

↑4:3の画面はやはり見やすい。

 LG Vu 3の特徴はやはり4:3のアスペクト比の画面でしょう。解像度も高くなり細かい文字もくっきり表示されます。またPDFやオフィス系アプリのデータ、そして地図などを表示したり、Qメモ機能で画面に書き込みしてみると横に広々としておりとても見やすくなっています。

Vu3

↑電子書籍も本物の本を読んでいるよう。

 またこの画面比に最適なのが電子書籍の閲覧。まるで本物の本を読んでいるような感覚になれます。画面を左右上下にスクロールすることなく全画面が表示されるのもいい感じです。もちろん画面の物理的サイズはタブレットより小さいですが、ミニタブレットとしても十分使えると思います。

Vu3

↑専用のフリップカバーにも機能を搭載。

 LG Vu 3には専用のフリップタイプのカバー『QuickVu: Case』が別売されています。背面の電池カバーごと交換するタイプなので本体の薄さを損なうことはありません。本体カラーに合わせてシルバー、ブラックの2色が出ています。今回は本体がホワイトですが雰囲気を変えるためにブラックを選んでみました。

Vu3

↑カバーの開け閉め時の動作を設定可能。

 QuickVu: Caseは最近はやりの窓の開いたフリップカバーではありません。ですがカバーを閉じたときに液晶画面に時計などを大きく表示させることで、カバー越しにそれらを見ることができるのです。つまりフリップ部分は後ろが透けて見える半透明な素材になっているわけです。

Vu3

↑表示は6種類+ランダムの7パターン。

 表示は時計のあとに簡単なアニメが表示されます。それぞれの組み合わせは“ドット”、“モンスター”、“折り紙”など6種類と、不規則にそれらが現れる“ランダム”の合計7パターン。フリップを閉じてみるとネオンサインのような表示が楽しく、このアニメパターンを見たさについつい何度もフリップを開け閉めしてしまいました。

Vu3

↑着信時は番号表示、このまま受信できる。

 また閉じた状態で電話がかかってくると、受話器のアイコンと相手の電話番号が大きく表示されます。またホームボタンもカラーに光るので暗闇でも着信がわかりやすくなっています。そしてこのまま側面のQボタンを押せば着信を取ることができるのです。電話がかかってきてもフリップを開かなくていいのはなかなかいいアイディア。
 電話だけではなくメッセージの着信時も大きなアイコンで通知してくれます。大雑把な情報しか表示できないものの十分実用性はありますね。その他にもアラーム設定しておけば、時間になると目覚まし時計のアニメとやかましい音で起こしてくれます。このあたりの機能は得にカバーには説明されておらず、もしかすると隠し機能がもっと用意されているかもしれません。

Vu3

↑メインにもサブにも、そしてミニタブレットによさげ。

 十分すぎるスペックを備えたLG Vu 3はメイン機にはもちろん、iPhoneユーザーがサブとして持つAndroid端末にしたり、タブレットとペアで利用するスマートフォンにも向いていそうです。また電子書籍専用の小さいタブレットとして持ち歩くのも悪くないかもしれません。Optimus Vu 2は韓国のみの発売でしたが、このVu 3はグローバル展開も考えられているとのこと。日本を含む韓国以外の国での早期発売を願いたいものです。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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