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日本初のテープレコーダーは16万円! ソニー歴史資料館に行ってみた

2013年11月12日 20時30分更新

 ソニーが初めてコンシューマー向けに世に送り出した『G型』など、過去に登場したソニー製品を展示する『ソニー歴史資料館』に行ってきました。
 そこで展示された歴史ある製品を見て、今のおもしろいソニー製品に至るまでの軌跡を追っていきましょう!

■ソニー歴史資料館

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住所:東京都品川区北品川6-6-39
TEL:03-5448-4455
※完全予約制

 ソニーの歴史が詰まった『ソニー歴史資料館』は、予約すれば見学は自由。入場料も無料で10時~17時まで開館している。休館日は土・日・祝日および会社休日。

■日本初のテープレコーダー『G型』

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 1950年に登場した日本初のテープレコーダー『G型』(当時の価格は16万円)。ソニー(当時の社名は東京通信工業)のコンシューマー向け製品第1号でもある。音声を記録する磁気テープの製造も手探りで進め“ソニー・テープ”という名称で販売していた。営業のために井深氏と盛田氏が本製品を担いで全国を回ったという。


■日本初のトランジスタラジオ『TR-55』

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 1955年に登場した日本初のトランジスタラジオ『TR-55』(当時の価格は1万8900円)。ソニーは、真空管に代わる素子として登場したばかりのトランジスタに注目。1954年に国産初のトランジスタ『2T-1』の開発に成功。TR-55には、そのトランジスタが使われているが、自社で製造したトランジスタを使ったラジオとしては世界初であった。


■世界最小最軽量のポータブル白黒テレビ『TV5-303』

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 1962年に登場した5インチポータブル白黒テレビ『TV5-303』(当時の価格は6万5000円)。当時、テレビは居間に置きみんなで見るというのが当然であったが、どこにでも持ち運べる本製品は、個人の独占欲を満足させてくれる。アメリカでは特に人気があり、発売と同時に大ブームを巻き起こした。


■ソニーの代名詞ウォークマン1号機『TPS-L2』

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 1979年に登場した初代ウォークマン『TPS-L2』。音楽を聴くスタイルを変えた、エポックメイキングな製品だが、録音機能のないプレーヤーなんて売れるわけがないという、社内からの反対意見も多かったという。


■世界初のCDプレイヤー『CDP-101』

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 1982年に登場した世界初のCDプレイヤー『CDP-101』(当時の価格は16万8000円)。本製品の発売にあわせ、CBSソニーやEPICソニー、日本コロムビアから世界初のCDソフトが発売された。1984年には、ソニーが5万円を切る世界初のポータブルCDプレイヤー『D-50』が登場し、CDの普及が一気に進んだ。


■デジカメのご先祖様『MVC-C1』

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 1988年に登場した電子スチルカメラ『MVC-C1』(当時の価格は6万9800円)。28万画素MOSイメージセンサーを搭載し、ソニーオリジナルの2インチフロッピーに画像をアナログ信号として記録する。オプションのプレイバックアダプターを利用することで、テレビ画面に撮影画像を表示できる。


■ソニー初の8ビットパソコン『SMC-70』

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 1982年に登場したソニー初の8ビットパソコン「SMC-70」(当時の価格は22万8000円)。CPUとしてZ80A(4MHz)を搭載。メモリーは64KBで、オプションとして3.5インチフロッピードライブが用意されていた。当時としてはグラフィック機能が充実しており、320×200ドットで16色表示が可能であった。


■VAIOブランドを広めた薄型ノート『VAIO PCG-505』

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 1997年に登場した薄型ノート『VAIO PCG-505』(オープンプライス)。CPUとしてMMX Pentium(133MHz)を搭載。メモリーは32MBで、HDDは1GBであった。マグネシウム合金の採用により、厚さ23.9mm、重さ1.35kgという薄型軽量ボディを実現。スタイリッシュなデザインが受け、大ヒット製品となった。


 いかがでしょうか。「うわっ懐かしい!」と思う製品もあれば「これは知らなかった!」っていうものもあるのではないでしょうか?
 数十年前にも注目されていたソニー製品だけど、現行の製品も気になるところです。

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 書店やコンビニエンスストアで発売中の週刊アスキー11月26日号には、特集『おもしろいソニーが帰ってきたっ!』として現在のソニー製品の開発秘話など、ソニーファンなら知っておきたい内容が盛りだくさんです! 気になる人は是非お手に取ってみてくださいね!

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ソニー

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