2011年06月07日06時00分

MMDクリエイターに直撃インタビュー![週アス本誌連動]

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 週刊アスキー6月21日号(6月7日発売)の特集『MMDでここまで遊ぶ!』の94~95ページで、MikuMikuDance(MMD)の動画やモデルデータを制作しているクリエイターの方々に、制作時のこだわりやどんなPCで作業しているのかインタビューをしています。

 とはいえ、作品への思い入れやこだわりはちょっとやそっとで語りつくせるものではなく、本誌では泣く泣く削った部分がありました。ここでは、そんなクリエイターのコメントを余すところなく紹介したいと思います。

 本誌で紹介した動画作品や、モデルデータの紹介動画へのリンクもつくってあるので、ぜひ本誌を片手にご覧ください。

(C)Crypton Future Media, Inc. www.crypton.net
(C)Lat/Crypton Future Media, Inc.

有名Pたちのコメント&作品リンク集
(動画の視聴にはニコニコ動画のアカウントが必要です)

ポンポコさん
  MMDの初期から動画を制作し続け、その発展にもっとも貢献しているひとり。第2回MMD杯の総合優勝者。共著の『MMDでPさんと呼ばれる本』など、MMDの解説本の執筆も手掛ける。

代表作
【第2回MMD杯本選】ゲキド・オブ・ハツネ
(時間:4分46秒)
  自作のステージで街ひとつを丸ごと再現。“ゲキド街”と呼ばれるステージを舞台に、走る、飛ぶ、しまいには銃撃戦まで……というド派手なアクションを展開する。“初音ミクを踊らせるツール”というそれまでのMMDのイメージをひっくり返した、現在のMMDドラマのルーツといえる作品。

コメント
 もともと動画制作に興味があったので、MMDが公開されてすぐに動画をつくり始めました。この動画は、全力で駆けまわれるほどの広い街、そこを舞台にした激しいアクション、そんなドラマを思い浮かべてつくりました。MMDをよく知らない人にも、こんなものがつくれちゃうソフトだと知ってもらいたいです。


ねるどらさん
 MMDの標準搭載モデル“亞北ネル”がドラムを叩く動画でデビュー。そのリアルなスティックさばきが大きな話題に。自身もドラマーで、ニコニコ動画では『MMD Band Edition』コミュニティを主催するほか、生放送でMMDの操作解説を行なうなど初心者育成にも活躍中。第5回MMD杯準優勝者。

代表作
【巡音ルカ オリジナルPV】Ding-Dong(時間:5分20秒)
  MMD通の映像監督をうならせた神PV。「あたかもキャラクターが自分の意思を持って動いているかように、生きているかのように」という思いでつくったとのこと。リアルな動きの追求と作業の効率化のため、モデルのボーンを多段構造に改造。改造ボーンの操作説明動画も公開している。

コメント
 “魂実装済み”タグが付いたラジPさんの動画を観て憧れました。管楽器やコーラス隊を含め、10人のキャラが「せーの!」でバンド演奏をする動画はまだ誰もつくってないなと思い、10人が同時に動く動画を目指しました。


針金さん
  MMDの拡張ツール『MikuMikuEffect』用の描画力向上のエフェクトをなどを配布しているかたわら、さまざまなツールを駆使した動画制作で注目を集めている。

代表作
【第5回MMD杯本選】MMD応援団(時間:5分28秒)
 ひとつのボーン操作で複数のモデルをまとめて操作し、群衆(モブ)の動きを表現するツール『MikuMikuMob』を自作。480人のモデルデータを動かして、ニコ動の有名動画をマスゲームで再現した、第5回MMD杯特別賞受賞作。

コメント
 MMDを使いやすくする工夫や、もっとおもしろい表現をするための技術のほうに興味があります。とはいえ、MMDの動画においてはモデルやモーションが主役で、技術は裏方であるべきだと思っています。


Latさん
  オリジナルのミクモデルがそのかわいさで爆発的なヒット。8月にはフィギュアの発売も決定している。自ら動画制作も手掛けるMMDのトップモデラー。

代表作
::Lat式ミクVer2.3 for MikuMikuDance::(時間:3分9秒)
 かわいさ余って“あざとい”とまで言われる人気モデルの最新版配布動画。
「とても多くの方に楽しんでもらって、うちのミクは幸せものです。ありがとうございます。」(Latさん談)

コメント
 絵はあまりうまく描けないので、代わりに3Dモデリングをしていました。絵は美術、モデリングは図工だと思ってます。興味のある方には紙粘土をこねるくらいの気軽さでチャレンジしてもらいたいです。

 Lat式ミクは福笑いのように、輪郭の上に顔のパーツがが浮いているだまし絵構造になっています。真横から見ても口が輪郭内に入っていたり、イラストで言われる実物ではありえない“2Dのウソ”を3Dで再現できて気に入ってます。


かにひらさん
  オリジナルキャラクターとその世界観を表現したステージを公開しているいま最注目モデラー。キャラクターのかわいさはもちろん、ため息が出るほど美しい幻想的なステージも魅力。

代表作
【MikuMikuDance】レアさんの紹介動画のような何か。(時間:3分40秒)
【MikuMikuDance】マリエルさんの紹介動画のような何か。(時間:3分24秒)
 ハリウッドでも使用されるハイエンドCGソフトを使い、背景まで含めた作品として公開されているのが特徴的。すべてのMMDモデラーたちの憧れの的といっても過言ではない。



コメント
 IRCメンバーが私のモデルをPMD化してくださったのを契機に、MMDのモデルをつくりをはじめました。マリエルさんセットでは、HDに耐える絵を作ろうというのがひとつの目標。意外に密度が上がらず苦労しました。

 インタビューのほかにも、MMDのカンタンな遊びかたからKinectを使った操作、モデルデータの自作(!?)まで。盛りだくさんの内容でお届けしているので、ぜひご覧ください。

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