ゲーミングのパフォーマンスをチェック
Core i5-13600Kは様々なシーンで有能なCPUだが、まずは今最も需要が多いであろうゲーミングにおけるパフォーマンスから見ていこう。まずは定番ベンチマークの「3DMark」から。DirectX 11ベースのテストプリセットで、テスト解像度がフルHDの「Fire Strike」。DirectX 12ベースで解像度がWQHDになる「Time Spy」を実行した。
Fire Strikeは総合スコアーこそ、DDR5-6400>DDR5-6000>DDR5-4800>DDR4-3200と順位が付いたが、その差は1位と4位でわずか400スコアー程度。テストごとの数値を見てみても、それぞれ誤差の範囲内で勝ったり負けたりという感じだ。
Time Spyも傾向は同じだが、Fire Strikeよりは確かな格の差を確認できた。しかしながら、3DMarkにおいては、DDR5-6400とDDR4-3200で劇的に性能が変わるということはないのだろう。あくまで「スコアーのちょい盛り」程度と捉えるべきだろう。
続いて、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」の結果をご覧いただこう。画質は「最高品質」に固定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で実行している。スコアーとともにレポートに出力される平均フレームレートもまとめた。
こちらもわずかな差ではあるが、フルHDとWQHDでDDR5-6400のスコアーとフレームレートが高くなった。ただし、DDR5-6000とDDR4-3200がほぼ並び、DDR5-4800は最も低くなるなど、数値はDDR5-6400がトップだが、DDR4-3200とは2%も変わっていない。つまり、「誤差の範疇」だ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう