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ユナイテッド航空が大進化! アプリは完全日本語化、機内Wi-Fiも無料&高速に

2026年10月28日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

ユナイテッド航空が進化! 10月15日に開催された日本のメディア向けイベントより

 海外航空会社のアプリやサービスを使うときに、ハードルとなるのが「日本語未対応」という壁。かつては英語表記の画面と格闘しながらチェックインを済ませるのが当たり前だった米系航空会社のアプリですが、ここにきて大きな変化が起きています。

 米ユナイテッド航空では、公式アプリが完全日本語化され、日本円での航空券購入にも対応。さらに、衛星通信「Starlink」による無料の高速機内Wi-Fiや、ドア付き個室を備えた最新ビジネスクラスなど、機内サービスも進化しています。そのなかから、旅行者にとって特に便利な新サービスを紹介します。

●英語が苦手でも安心! アプリが完全日本語化&円決済に対応

 まずは、公式モバイルアプリの完全日本語化と日本円(JPY)決済への対応。大手米系航空会社としては初となる取り組みですが、単にテキストを直訳したわけではありません。航空会社のアプリ開発では、座席指定や手荷物追跡、運航状況のリアルタイム通知など、複雑なシステムバックエンドとの連携が欠かせませんが、日本語環境でも違和感なく操作できるようUIとUXが細部まで整えられています。

アプリを完全日本語化し、日本円での決済にも対応

 さらに現代のスマートフォン環境に合わせた機能として、iOSの「ライブアクティビティ」や「Dynamic Island」にも対応。搭乗ゲートの変更やカウンターの案内、搭乗開始までのカウントダウンなどがロック画面上にリアルタイムで表示されるため、慌ただしい空港内でアプリを何度も起動して確認する手間が省けます。

搭乗案内などリアルタイムの情報を分かりやすく通知してくれる(写真提供:ユナイテッド航空)

 航空券の購入時にも日本のクレジットカードで円建て決済ができるため、為替レートの変動や海外決済手数料を気にせず手配を完結できるようになった点も、旅行者にとっては地味ながら大きな安心材料と言えます。

日本での決済となるため、海外決済手数料が不要になるのはありがたい(写真提供:ユナイテッド航空)

 ただし現状の公式アプリにおける他社連携は、スターアライアンスのコードシェア便でのチェックインや搭乗券取得、運航ステータス確認など限られた情報表示にとどまっています。他社便を含めた網羅的なスケジュール管理の面は今後の課題と言えます。ユナイテッド航空側もこの点を認識しており、今後はパートナー航空会社との情報共有を一層深め、アプリ上での連携機能を順次拡大していく方針とのこと。

●機内Wi-Fiが無料で高速に! Starlinkを順次導入

 もうひとつの関心事は機内でのWi-Fi環境。従来の機内Wi-Fiは、通信速度の遅さや接続中断がストレスになることも少なくありませんでした。これに対しユナイテッド航空は、SpaceXが手がける低軌道衛星通信「Starlink」を全フリートへ順次導入することを発表しています。

機体上部に配置されたStarlinkのアンテナ(写真提供:ユナイテッド航空)

 低軌道衛星ならではの低遅延・高帯域通信により、上空1万メートルでも地上に近い感覚でWEBブラウジングや動画配信サービスの視聴、リアルタイムのメッセージ送受信が可能になります。

動画のストリーミングサービスも問題なく利用できる速度で接続できる(写真提供:ユナイテッド航空)

 ユナイテッド航空は、保有機材へのStarlink導入を順次進めています。対応機材では、マイレージプログラム「マイレージプラス」会員を対象に、高速Wi-Fiを無料で提供。エコノミークラスを含めた全席で高速ネット環境が解放されるのは、節約派のトラベラーには非常にありがたいポイントです。

●ビジネスクラスが個室に! 最新787-9の機内をチェック

 もちろん、デジタル面だけでなくハードウェアや機内サービスといった「乗り心地」に関わる部分のアップデートも着実に進んでいます。2026年10月下旬から東京(成田)とヒューストンを結ぶ路線などに順次投入されるボーイング787-9型機には、最新のキャビン仕様である「エレベイティッド(Elevated)」が採用されています。

最新のキャビン仕様「Elevated」のエコノミークラス(写真提供:ユナイテッド航空)

 このElevatedの目玉となるのが、ビジネスクラスにあたる「ユナイテッド・ポラリス・スタジオ」です。全席にスライド式ドアを装備した個室タイプのシートとなっており、プライバシーがしっかりと確保されています。さらに大型の個人用モニターやワイヤレス充電機能など、モバイル機器との親和性も高く設計されています。

個室タイプとなるビジネスクラスの「ユナイテッド・ポラリス・スタジオ」(写真提供:ユナイテッド航空)

 プレミアムエコノミーである「ユナイテッド・プレミアムプラス」やエコノミークラスにおいても、シートピッチの広がりや快適性の向上が図られており、長距離フライトの負担を軽減する工夫が見られます。

シートピッチの広いプレミアムエコノミーの「ユナイテッド・プレミアムプラス」(写真提供:ユナイテッド航空)

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