走行中もピットとつなぎっぱなしで会話できた
もうひとつの役割が、ピットとの通信です。耐久レースではピットインのタイミング、燃料の残量、ライバルとの差など、ドライバーとピットのやり取りが勝敗に直結します。実は練習走行中にイヤホンと変換アダプターの相性のせいか、音声が聞こえないトラブルが発生し、ピットとコミュニケーションが取れないまま走って非常に不安でした。
本番ではarrows Alpha2をピットとの通信手段として使い、走行中はずっと通話をつなぎっぱなしにしていました。途中にKTELの無線システムを介す構成のため、イヤホンはスマホに直接つなぎ、マイクはKTELのものを使用しました。そのうえでLINEのグループ音声通話で、ピットのエンジニアとやり取りしていました。ちなみに、全チームの無線を運営と実況が聞けるようになっているので、変なことを言うとLIVE配信で晒されてしまいます(笑)。
さて、arrows Alpha2はサーキットを周回し続けるあいだも通信が途切れることはなく、ピット側と問題なく会話できました。録画と通話は別々の端末を使っていたので(arrowsを2台持ち込みました)、バッテリーに余裕がありすぎでした。
最後はレースカーで踏んでみた
そして最後に、arrows Alpha2の「タフさ」を確かめるため、少々乱暴なテストをしてみました。これまでも何度かクルマで踏んでいますが、今回はせっかくサーキットなんだから、ということでレースカーのロードスターで、arrows Alpha2を踏んでみたのです。
結果は、画面にも背面にも傷ひとつ付きませんでした。もちろん普段の使い方でクルマに踏まれることはまずありませんが(ないわけではない)、ここまで耐えられるのであれば、うっかり落としたり、ポケットの中で圧力がかかったりといった日常のトラブルでも安心して使えそうです。
【まとめ】過酷な現場でこそ頼りになる1台
3時間の連続録画をこなすスタミナ、振動の多い車内でもきれいな映像を残せる手ブレ補正、走行中も途切れない通信、そしてレースカーに踏まれても傷付かないタフネス。arrows Alpha2は、モータースポーツという過酷な現場でもしっかり役目を果たしてくれました。
アウトドアやスポーツ、仕事の現場など、スマホに負担がかかる環境で使いたい人にとって、arrows Alpha2はとても頼りになる選択肢になると思います。
| FCNT「arrows Alpha2」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 約6.1型(2670×1200ドット、最大144Hz |
| サイズ | 約72×155×8.6mm |
| 重量 | 187g |
| CPU | Dimensity 8350 Extreme |
| メモリー | 8/12GB |
| ストレージ | 256/512GB |
| 外部ストレージ | 最大2TB対応 |
| OS | Android 16 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E |
| カメラ画素数 | 約5000万画素標準、約5000万画素超広角 インカメラ:約5000万画素 |
| バッテリー容量 | 5370mAh |
| NFC/FeliCa | ○/○ |
| 防水/防塵 | ○/○(IP68/IP69) |
| 生体認証 | ○(顔、指紋) |
| SIM形状 | nanoSIM+eSIM、eSIM×2 |
| USB端子 | Type-C |
| カラバリ | インディゴ 、ホワイト、レッド、ブルーグリーン |
| 価格 | 9万4900円~ |
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