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【SUPER GT】前人未到の4連覇へ死角なし!? 超過酷な中盤戦を切り抜けたau TOM'S GR Supraの凄み

上限100kgのSUGOで11番手から4位へ躍進

 そこから約1ヵ月が経ち、スポーツランドSUGOを舞台に行なわれた第6戦。累積ウェイトがついに上限の100kgに到達した36号車は、昨年までと同様に踏ん張りどころとなる中盤・後半戦を迎えた。

 第5戦鈴鹿の結果で他のチームもサクセスウェイトが50kgを超え、燃リス制限が入るため、36号車としても予選で上位を狙えるチャンスが出てきた。そんな中で迎えた土曜日の予選だが、Q1担当の坪井が懸命にアタックするも、Q2進出は叶わず。またしても後方からのスタートとなった。

 SUGOも追い抜きが難しいコースのため、今回は追い上げが厳しいかと思われたが、2人のドライバーが少ないチャンスを確実にものにしていく。まずは前半の山下が1台ずつ追い抜いていき、7番手に浮上。アクシデントによりセーフティカーが導入されたが、その解除のタイミングでピットインして坪井に交代した。ここでも給油リスの影響で作業時間をいくらか要したが、ライバルより早めに入ったことが功を奏し、後半で一気にポジションアップ。終盤には4番手に浮上した。

 坪井はさらに3番手を走るライバルに迫ったが、GT300との混走のタイミングなども相まってチャンスが巡ってこず。そのまま4位でフィニッシュとなった。しかし、サクセスウェイト100kgを背負った状態での上位フィニッシュは、非常に価値のあるものだった。

 一方で、レースを終えた坪井は「個人的には反省点が残る週末になり、あまりうれしくないというのが正直な感想です。ただ、11位スタートで4位フィニッシュというのは上出来ですし、チームも本当に素晴らしい作戦とクルマを用意してくれました。山下選手もたくさん追い抜いてくれましたし、僕も一度は抜かれましたが、全部取り戻すことができたので、決勝中はこれ以上できることはなかったと思います」と語り、内容的には納得がいっていない様子。

 サクセスウェイトの状況を考えればこれ以上ない結果といえるが、こうして良い時でも何かしらの反省点を見つけ、次に向けてレベルアップを図ってくるのが、このチームならではの強さでもある。

 こうして中盤戦を切り抜けた36号車。いよいよチャンピオン獲得の瞬間も近づきつつあるが、まだまだ油断はできない。次戦のオートポリス大会ではどのような走りを見せてくれるのか、非常に楽しみだ。

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