日本電子専門学校のブースでは、学生たちが制作した3種類のVRコンテンツを試遊展示。どれも一般的なコントローラー操作とはひと味違い、身体そのものを使ってVR空間を移動するユニークな仕組みになっていた。
ひとつは、足首にデバイスを装着し、その場で足踏みするとVR空間内を歩けるというもの。実際には前へ進んでいないのに、自分の足の動きと映像が連動することで「歩いている」感覚を作り出している。
さらに、手や身体を使って崖などを“よじ登る”ようなVR体験や、車イスにセンサーを取り付け、その動きによってVR空間を進むコンテンツも展示。足踏みタイプ以外については、使用するデバイスそのものから学生たちが制作したという。
これらは、複数の学科が協力して取り組む「学科横断VRプロジェクト」として制作されたもの。プログラムだけでなく、デバイスやビジュアルなど、それぞれの得意分野を持ち寄ってひとつの作品を完成させているのが面白い。
特に印象的だったのが、よじ登るVRを説明してくれた学生。展示のポスターについて「これ、自分が描いたんです」とうれしそうに教えてくれた。
ゲームやデバイスだけでなく、展示そのものにも学生たちの手が入っている。作品を見せる楽しさがこちらにも伝わってくる、なんとも気持ちのいいブースだった。
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