ごきげんよう、もぐもぐウーマンのナベコです。浮かれ気分の夏も終わり、これから来るシルバーウィークに向けて、財布のひもをしっかり締めておきたいところ。そんな時にありがたいのが、冷凍麺です。
お弁当やチルドの麺商品を購入すると、あっという間に500円を超えてしまいますが、具やスープもセットになった冷凍麺ならワンコイン以下で、なおかつ味のクオリティも高かったりするんですよね。冷凍だからこそ品質を保ちやすいという話もあるように、最近の冷凍麺はあなどれません。
ただし、ひとつ不満が。そういう冷凍麺って、お店で食べるのと比べるとボリュームが少ない気が。もっと量があったらいいのに、と常々思っていました。
そんな私の胸のうちを見透かすかのように、キンレイから大盛りの冷凍ラーメンが登場しました。
キンレイ初の「大盛り」は麺230g!
キンレイは「お水がいらない」シリーズの冷凍ラーメンを展開しています。9月1日より、この「お水がいらない」シリーズ初の大盛り商品が2品登場しました。
「お水がいらない大盛り 豚ラーメン」と「お水がいらない大盛り スタミナラーメン」で、スーパーなどを中心に順次発売されています。
麺量はいずれも230gの大盛り仕様。この230gがどれくらい多いかというと、キンレイの冷凍ラーメンの平均麺量は155g(2026年1月時点のシリーズ平均)。
え、1.4倍以上!?
価格はオープンで店舗によって異なりますが、参考価格は354円。通常よりボリューミーでありながら、一般的な「お水がいらない」シリーズと同価格帯か、商品によっては少しお安いくらいです。
もやし1袋ドーン! 豚ラーメンを実食
試食会で実物にお目見え! まずは「お水がいらない大盛り 豚ラーメン」から。背脂ときざみにんにくが入った豚骨醤油スープで、いわゆる二郎系を意識した一杯です。
袋を開けてみると、まず、調理以前から大きいんです。キンレイの冷凍ラーメンってこんなに高さあったっけ……。
「お水がいらない」シリーズは、スープ、麺、具材を三層に重ねて凍結した独自仕様。今回は麺が230gと多いので、三層重なった時の厚みが明らかに違います。これ、工場でいつもと同じように製造できるのかと聞いたところ、「円周は同じなので大丈夫です」との回答。なるほど、横ではなく縦に大きくなっているんですね。
ところが天面を見てみると、大盛りというわりには、具材はちょっと少ない? 見えるのは背脂ときざみにんにく。そう、実はそんなところにも今回の商品の秘密があります。
パッケージの写真にもあるように、この豚ラーメンは、もやしを自分で追加して食べることが推奨されています。なるほど、大盛りだけど、具材は自分でアレンジする前提になっているんですね。
試食会では、もやしを約1袋分ドーンとのせた状態で食べました。コンビニなどにある袋のもやしをレンジでチンして、ラーメンに盛りつければオーケーだそう。
スープをすすると豚の旨みがガツン。背脂も入っていてこってりしているのですが、意外にも味わいはきれいです。ガッツリ系らしいパンチはありつつ、たぶん雑味が少ないのか、クセになるけど雑なジャンクさではありません。そこへ、きざみにんにくのパンチがあとから効いてきます。
麺は、専門店でも使われる小麦粉を配合した太麺。いわゆる“ワシワシ”とした力強い食感を狙ったそうで、食べ応えは十分です。茶色みがかった麺で、小麦の風味もちゃんと感じられますよ。噛みしめるように食べる感じが、いかにもガッツリ系でアガります。
さらに試食会では、スライスチーズやマヨネーズなどのトッピングもおすすめされていました。中でも目からウロコだったのがマヨネーズ。ラーメンにマヨ? と思いましたが、途中で少し加えるとコクが増して、ジャンクさマシマシに! うまっ!
もともとのスープは飲み飽きないきれいな味に作られているので、そこへ自分でマヨやチーズを足して、あえて背徳方向へ持っていく。お店ではさすがにやりづらい、自宅ならではのお楽しみです。
辛っ! 「スタミナラーメン」は容赦なし
さらに食べます。
「お水がいらない大盛り スタミナラーメン」。こちらは、にんにくと唐辛子をきかせた辛口ラーメンです。麺はこちらも230gで、豚ラーメンより少し細めの中太麺です。
そしてこちらは、たっぷりのカットねぎをのせるのがおすすめされています。カットねぎもスーパーなどでパックで売っていますよね。試食会でも、ねぎをたっぷり盛った状態でいただきました。
辛いといっても、そこまでじゃないでしょ、と正直なめてかかったのですが……。
ひと口目から、めちゃ辛い!
にんにくと唐辛子がガツンときて、さらにたっぷりのねぎの香り。ねぎの香気が立つ感じに、なぜかスンドゥブを連想しました。もちろん海鮮系の味ではないのですが、不思議とそんな気分になったんですよね。
そして、この辛さなら豆腐が合いそう。実際、豆腐は試食会でもおすすめされていて、試してみました。豆腐を入れると辛さが少しまろやかになって、食べやすくなります。
他にもいろいろなアレンジができそう。ナベコは、ちくわや油揚げなども具材に入れて、鍋として食べるのもおいしそう、なんて思いました。具材をひと通り楽しんでから、シメに230gの麺を食べる……なんて、最高じゃないですか!
実際に試してみてびっくりしたのがカレー粉。キンレイおすすめの味変なのですが、途中で加えると、またたく間に激辛カレーラーメンのような味わいに変化します。
カレーラーメンって、そんなに食べる機会がないので、想像できるような、できないような感じでしたが、これがめちゃくちゃそそる! 箸が止まらなくなりました。カレー味になると、ご飯も追加したくなります(笑)。
こちらは本当に容赦なく辛い系のラーメンなので、辛いものが好きな人にはかなりオススメできます。
大盛り+自由度高め。最後は自分で!
ちなみにキンレイは、今回は背徳感も意識して開発したそうですが、例えば豚ラーメンは、豚骨やミンチを自社で炊き出し、2種類の超特選醤油をブレンド。背脂も自社製で、あえて粒感を残すなど手間のかかりよう。
「意外とスープがきれい」と感想のところで書きましたが、試食会でキンレイの中の人にそう伝えたところ、「いちから丁寧に作っているんで、ベースの風味がそうなんですよね」と言っていました。
さすが、もともと鍋焼うどんを手がけてきた会社。背徳系といっても、ベースの味をきちんと作るところにキンレイらしさを感じます。
そして今回、おもしろいのが「最後は自分で」というところ。豚ラーメンにはもやし、スタミナラーメンにはねぎを自分で用意してドーン。さらに卵やマヨネーズ、チーズ、豆腐、カレー粉など、家にあるものを足せば、自分好みにどんどんカスタムできます。大盛り+自由度が高い冷凍ラーメンってちょっと新しい。
キンレイは20~40代男性をメインターゲットにしていますが、私はもう少し広くハマりそうだとも感じました。専門店のガッツリ系ラーメンに興味はあるけれど、なかなか足を運ぶ機会がなかった人など、男女関係なく手を伸ばしやすそうです。
麺は230g。まあ、正直もやしはなくても楽しめるし、反対にマヨをかけたって誰にも怒られません。
ああ、とりあえず家にストックしておこうかな。
※記事中の価格は税込み
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ナベコ

アスキーグルメの酒好きご飯好きの記者・編集者。人生酸いも甘いも。七味唐辛子は薬研堀を愛用。
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