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国内で海外気分! パスポートなしで楽しむ「日本の海外」5選

2026年08月26日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

●ブラジル気分:街中がアミーゴ!ラテンの熱気から、日本昔話の世界へワープ!
(大泉町:群馬県・邑楽郡)

 「日本のブラジル」こと群馬県大泉町。ここは観光地として作られたテーマパークではなく、現地からの移住者が多く住むリアルな南米の生活圏。街を歩けばあちこちからポルトガル語が聞こえてきて、一気にラテンのノリに引き込まれます。

 お腹が空いたら、迷わずシュラスコ(ブラジル風BBQ)のお店へGO! 串刺しにされた巨大な肉の塊を、店員さんが目の前でザクザクと豪快に切り分けてくれるライブ感はたまりません。現地のスーパーマーケットに立ち寄れば、見たこともない部位のドデカいお肉や、ショッキングピンクの派手なスナック菓子が山積み! カートを押して歩くだけで、ブラジルにひとっ飛びしたようなワクワクが味わえます。

ポルトガル語の看板も多くみられる群馬県大泉町で食べたいブラジル料理といえば、やはりシュラスコ

 大泉町のすぐお隣、館林市にある「茂林寺」は、昔話『分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)』の舞台となったお寺。参道にはずらりと可愛いタヌキの像が並んでいて、南米の熱気から一気に日本の昔話の世界へワープできるギャップが旅気分をさらに盛り上げてくれます。

茂林寺で、昔話の世界にワープ!

●韓国気分:活気MAX!韓国グルメとコテコテの大阪を楽しむ!
(生野コリアタウン:大阪府・大阪市)

大阪なのに韓国旅行気分が楽しめる街

 大阪・鶴橋エリアから繋がる「生野コリアタウン」は、まさにリアル・ソウル。約500mのメインストリートには、キムチ専門店や焼肉店、最新の韓国コスメショップがひしめき合い、休日はまっすぐ歩けないほどの賑わいを見せます。

 ここでの楽しみは、何と言っても最新韓国グルメの食べ歩き。定番のヤンニョムチキンやキンパはもちろん、SNSで話題のカラフルな映えスイーツや、とろけたチーズがたまらない屋台グルメが次から次へと誘惑してきます。ハングルの看板やK-POPのBGMに包まれながら、熱々のホットクを頬張れば、心も胃袋も大満足間違いなしです!

屋台飯も多いので食べ歩きにもピッタリ(写真上)。鶴橋に行ったら焼き肉を堪能して!

韓国のディープな熱気を味わった後は、生野エリアから電車ですぐにアクセス可能な大阪のディープスポット「新世界」へ。ド派手な看板が並ぶ街並みで串カツをつまみながら通天閣を見上げれば、「これぞ大阪!」なコテコテの観光もバッチリです。

新世界へ行けば、大阪名物も満喫できる

●東南アジア気分:博多から1駅で昭和レトロと多国籍が交差するディープ空間
(吉塚市場 リトルアジアマーケット:福岡県・福岡市)

博多に出現したリトルアジア商店街「吉塚商店街」

 博多駅からJRでたったひと駅でアクセルできる、約70年の歴史を持つ昭和レトロな「吉塚商店街」が、なんと超ディープな「リトルアジアマーケット」に大変身しています。アーケードの中に足を踏み入れると、色鮮やかなランタンが頭上を彩り、スパイスの香りが漂ってきます。ミャンマー、カンボジア、ベトナム、タイなど、本場のローカル食堂や食材店がズラリと並ぶ光景は、まさにアジアのナイトマーケットそのもの。

 ミャンマーの国民食「モヒンガー」など、日本ではなかなか出会えないマニアックな料理も楽しめます。買ったものを持ち寄って食べられる広場もあるので、いろんな国の料理をシェアして、アジア周遊旅行の気分が1ヵ所で味わえます。

ミャンマーの麺料理「モヒンガー」など、なかなか食べられない料理も、ここに来れば食べられる

 博多駅や吉塚エリアからほど近い祇園にある「東長寺」には、なんと日本最大級の木造坐像「福岡大仏」が鎮座しています。ビルの立ち並ぶ都会のど真ん中に突如現れる巨大な大仏様は圧巻。大仏の台座内にある「地獄極楽めぐり」がオススメです。

せっかくなら木造としては国内最大クラスの仏像を奉っている「東長寺」も見て欲しい

 日本国内にはこんなに楽しくて美味しい「世界」が広がっています。パスポート代わりのお財布とスマホを握りしめて、身軽に異国情緒を味わってみましょう!

この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)

世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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