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量子コンピューターを超える!? 「光量子コンピューター」ってのがあるんです。

2026年06月10日 17時10分更新

文● 取材● MOVIEW 清水 編集●ASCII

 幕張メッセで開催中のInterop Tokyo 2026。NTTドコモビジネスのブースで、気になる展示を見つけました。

 それが、NTT未来ねっと研究所が研究開発を進める「光量子コンピュータ」です。

 「あれ? 量子コンピューターじゃなくて、光量子コンピューター?」と思いませんか。どうもこれ、極低温環境が必要な、現在主流の量子コンピューターとは異なり、光量子コンピューターは、光通信技術で培われた技術を活用し、常温・常圧で動作できる可能性を持っているということのようです。

 もちろん開発段階なので、可能性という言い方にとどめているようですが、実現すると、より高い汎用性が期待できそうな印象はありますね。

 通信インフラとの親和性が高いのも特徴で、省スペースで、拡張・広範に展開しやすい形での実現も、期待されているようです。

 展示されたモックアップは、量子ビット数の増加によって計算能力がどのように拡大していくのかを視覚的に紹介したもの。将来的にはAIや社会インフラの最適化など、膨大な計算を必要とする分野への活用が期待されます。

量子ビット数の増加による計算能力の拡大を視覚的に示した

 これまで「0」と「1」だった世界が、量子コンピューターによってどうなるか……これが、視覚化されたことで、パッと直観的に理解でき……たように感じます。

 ブースでの話によると、2030年の展開を目標に開発を継続しているそう。開発が進んで、1億ビットクラスになると、地球上の全人口・約80億人のパーソナルのデータ化が可能だとも言われているようです。

光量子コンピューター

 想像を超えるスケールで、ちょっと怖さも感じますが、どんな世界になるのと想像してみると、ワクワクもしますよね。

 さて、アスキーでは、「Interop Tokyo 2026 アスキー全力特集!として、現地取材チームによる記事をどんどん掲載していきます! さらに、会場とアスキースタジオをつなぐ特別中継も配信!

 最新技術の話も、会場で見つけた気になる製品の話も、どんどん載せていきます。今年のInterop Tokyo 2026は、アスキーと一緒に全力で楽しんでいきましょう!

 

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