カナダ・バンクーバーといえば、近代的な高層ビル群のすぐ背後に深い森や海、そして雄大な山々が広がる「自然と都市の調和」が魅力の街。この美しい街を、最も効率的かつエキサイティングに把握する方法が、街のど真ん中の海からテイクオフする「水上飛行機」です。
●海からそのままテイクオフ!街のど真ん中で始まる非日常
バンクーバー・ダウンタウンのウォーターフロント、コールハーバー地区には、「バンクーバー・ハーバー・フライト・センター(VHFC)」という水上飛行機専用のターミナルがあり、水上ドックが整備されています。
利用したのは、「ハーバー・エア(Harbour Air)」です。事前にウェブサイトから予約してターミナルへ向かうと、ひっきりなしに水上飛行機が離着陸を繰り返していました。プロペラ音を響かせながら海面を滑り、そのままふわりと飛び立つ姿は、メカ好きならずとも胸が高鳴ります。
●紅の豚とは違う? 飛行艇と水上飛行機の違い
ちなみに、ジブリ映画の「紅の豚」にでてくるのは「飛行艇」。飛行艇は機体そのものがボートのような形状になっていて、機体全体で水に浮かぶ構造。今回搭乗する「水上飛行機」は、機体は着水せずにタイヤがわりに取り付けたフロートが水に浮かぶ構造です。紅の豚でもライバルのカーチスが乗っていたのは水上飛行機ですね。
今回予約したのは、バンクーバー上空から大自然をぐるりと巡る約20分の遊覧飛行(バンクーバー・クラシック・パノラマ)です。料金はシーズンによって変動しますが、私が搭乗した日は209カナダドル(約2万3000円)。日付や時間によってはセールで149カナダドル(約1万7200円)の価格もありました。また、20カナダドルから50カナダドル(約2300円~5700円)ほど割高で、優先搭乗や1ドリンクがついたチケットもあります。詳しくは後述しますが、もし飛行機好きなら、こちらのプランを予約するのがお勧め。
フライト時間の15分くらい前にターミナルで集合がかかり、グループ全体で水上ドックへと移動します。水上ドックで搭乗中の注意事項やルートなどの説明ののち、いよいよ水上飛行機へと乗り込みます。
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