週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

話題沸騰中のRyzen 9 9950X3D2をASRock Challengerシリーズで固めたチャレンジ構成! 安価なマザーとハイエンドCPUの組み合わせはいかに?

2026年05月01日 14時00分更新

文● KTU (加藤勝明) 編集●北村/ASCII
提供: ASRock

4本のM.2スロット全部にヒートシンクを装着

 ストレージに関してはPCI Express Gen 5x4接続のM.2が1基、さらにGen 4x4接続のM.2が3基、合計4基のM.2 SSDを搭載可能だ。反面SATAは2ポートと少ないが、よほどの理由がない限り速度にアドバンテージがあり余計な配線の手間が不要なM.2を使うのが定石になっているため、ストレージを山積みにしたい人以外は問題ないだろう。

 5万円オーバーの製品だけあってすべてのM.2スロットはヒートシンクが標準搭載されているが、SSDの裏も冷やせるボトムヒートシンク付きはCPU直下のGen 5x4接続の1本のみである。

CPU直下のM.2スロットはCPUに直結するPCI Express Gen5仕様のスロット。その下にあるx16スロットは重量級カードにも耐えられるようスチールで強化されている。ビデオカードをワンタッチで外せる仕掛けがないのは少々残念だが、これは価格的に仕方のないところだ

この部分のM.2スロットのみ、M.2 SSDの裏面からも熱を吸収できるようにサーマルパッドが貼られている

PCI Express x1スロットの上にあるヒートシンクの下にGen4接続のM.2スロットが2本隠れている。図中下に見えるPCI Express x16スロットはx2接続(PCI Express Gen3)のスロットだ

ヒートシンクを外した状態。ヒートシンクはネジを緩めて取り外す必要があるが、SSDの固定そのものはワンタッチレバー式だ

PCI Express Gen4接続のM.2スロットの4本目はこのヒートシンクの下に。このヒートシンクがSATAやUSBヘッダーのコネクターを覆い隠すことで、見た目もすっきりしている

ヒートシンクを外した状態。SATAが2ポートしかないのは時代の流れといえる

 X870E Challenger WiFiの接続性・拡張性はX870E Taichiなどの上位モデルにはおよばないものの、欲しいものは一通り搭載済みといったところ。有線LANが10Gbpsでなく5Gbpsだったり、USB Type-CがThunderboltでなくUSB 4、2本目のx16スロットがGen 3 x4接続だったりとミドルクラスらしい調整は入っているが、それらを使いこなすにはマザー以外の投資が必要になってくるため、バランスは取れているといえる。

ほぼChallengerづくしで固める

 今回の検証環境はCPUにRyzen 9 9950X3D2を準備。マザー以外のパーツは「なるべく」同社のChallengerシリーズからチョイスした。特に注目なのは簡易水冷である「Challenger Pure 360」とRyzen 9 9950X3D2の組み合わせ。発光系装備のないChallenger Pure 360でどこまでCPU温度は上がってしまうのだろうか? Ryzenなのでインテル製CPUのように100度到達はまずあり得ないが、TDP 200W仕様だけに気になる。

 そのほか、電源ユニットは同社の850W電源を準備。パワーのあるCPUとGPUを組み合わせていると、つい1000Wオーバーの電源ユニットを選択してしまいそうになるが、今回のような構成では1000Wまでは必要ない。とはいえ消費電力ギリギリを攻めることはないので、850Wはいいチョイス。しかし850W出力のどのあたりまでを使うのか気になるところだ。

 GPUドライバーはAMD Software 26.3.1を使用。Resizable BARやSecure Boot、メモリー整合性やカーネルモードハードウェア強制スタック保護、HDRなどは一通り有効化。ディスプレーのリフレッシュレートは144Hzに設定した。

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 9 9950X3D2」(16コア32スレッド、最大5.6GHz)
CPUクーラー ASRock「Challenger Pure 360」(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASRock「X870E Challenger WiFi」(AMD X870E、BIOS 4.10)
メモリー Micron「CP2K16G56C46U5」 (16GB×2、DDR5-5600)
ビデオカード ASRock「Radeon RX 9070 Challenger 16GB」(Radeon RX 9070、16GB GDDR6)
ストレージ Micron「CT2000T700SSD3」(2TB M.2 SSD、PCIe Gen 5)
電源ユニット ASRock「PRO-M850G」(850W、80 PLUS GOLD)
OS Microsoft「Windows 11 Pro」(25H2)
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります