週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

AIの活用で業務時間は平均16.7%削減 ただし4人に1人だけ

2026年04月21日 18時00分更新

■パーソル総合研究所、生成AIとはたらき方に関する実態調査

 パーソル総合研究所は、全国の就業者を対象に実施した「生成AIとはたらき方に関する実態調査」の結果を発表した。

 本調査では、全国の就業者における生成AIの業務利用人口は約1840万人(32.4%)と推計された。利用は都市部に集中し、東京では4割を超える一方、地方では2割未満の地域もある。

 利用頻度を見ると、週4日以上使用するヘビーユーザーは11.7%にとどまり、週1〜3日の中間層と月数回以下のライト層が中心となっている。

 業種別では情報通信業(61.3%)やIT・開発職(64.5%)が突出して高く、職位別では課長・部長などの管理職で利用が進む一方で、経営層では相対的に低水準であった。

 非利用の理由としては、「必要性を感じない」「使い方がわからない」「業務への適用イメージがない」が共通して上位に挙がり、普及にはツール配布だけでなく活用イメージの提示が重要とされる。

 効率化効果については、生成AIを利用したタスクで平均16.7%の時間削減が確認されたが、業務時間の実際の減少につながったのは利用者の25.4%にとどまる。削減された時間の61.2%は仕事に再投下され、その中心は日常業務であった。

 また、生成AIの活用成熟度が高い層ほど、利用用途の幅や削減効果が大きく、成熟度の低い層との差が顕著に確認された。企業の導入方法も「仕組み化」「手探り運用」「現場任せ」「統制」の4タイプに分かれ、時間削減効果やリスク発生状況に違いが見られるとしている。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事