コロナ禍で大きな話題を集めたシャープ製マスクが、2020年3月24日の生産開始から、今日で、5周年を迎えた。
家電のシャープがマスクを生産するというインパクト
新型コロナウイルスの広がりとともに発生した国内でのマスク不足に対して、その解消に貢献するため、シャープでは、日本政府の要請のもと、異業種ではありながらも、いち早く、マスクの国内生産に乗り出した。
液晶パネル生産を行っていた三重県多気町の三重工場を活用して、不織布マスクの生産を開始。3月31日から日本政府向けに出荷を開始したのに続き、4月21日からは、一般販売を開始することとなり、大きな話題を集めた。
だが、当初は先着順としたことで、購入者が殺到し、サイトがダウン。改めて抽選販売へと移行し、2020年4月27日から再受付を開始。その後毎週水曜日に抽選を行ってきた経緯がある。2024年11月15日には抽選販売を終了しており、同社サイトを通じて、誰でも自由に購入できるようになっている。
現在までの累計出荷枚数は、約4億8000万枚に達している。
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