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PC/IT系編集者の心構えに通ずるありがたい説法も

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

2024年06月08日 10時00分更新

文● ジサトライッペイ 編集●ASCII
提供: インテル株式会社

トラウマを乗り越えろ!実技+筆記の通電ミニテスト

 休憩時間が終わり、いよいよ上級資格の合格がかかったミニテストです。ミニテストは1回目の試験と同様、とある理由でBIOSが起動しないPCのトラブルシューティング。実機はそのトラブルを解決し、BIOSが起動しない理由を筆記で回答します。

 なお、通電チェックは3回までOK。最初の試験の時は1回のみでしたが、その後条件が緩和されたようです。まあ、たしかに3回ぐらいのほうが実践的ではありますな。

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

通電チェックは3回まで。きちんとBIOSが起動すれば15点、記述解答は35点の合計50点のミニテストになります

 このテストのポイントは、「目視に頼らず、PCを実際に触ること」です。当たり前っちゃ当たり前のことですが、これがなかなか徹底できないこともあるのです。急いでいる時や疲れている時なんかは特に……。

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

とにかく見られるところは全部見て、触れるところは全部触るスタンスが重要です

 例えば、メモリースロットはモジュールを中途半端に挿している状態でも、ラッチが正常にはまっているように見えるものもあります。実際、そのせいで僕は最初の通電テストをクリアーできませんでした。

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

通電チェックはBIOSが出ず、前回から通算2度目のブラックスクリーン……

 すぐに席に戻り、「もしや……」と思い、メモリーモジュールをつかんでみると案の定ぐらっとしましたもの。触らないと見えないものがあるのです。PC自作には。

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

2回目の通電チェックはあっさりクリアー。苦節半年、無事あの日のトラウマは克服できました

 あとは、ひたすら解答用紙と向き合います。僕が見つけたトラブル要因は、電源ユニットのモジュラーケーブルの脱落、CPUクーラーのぐらつき(外してみるとCPU自体が入ってませんでした)、フロントパネルケーブルの配線ミス、メモリーモジュールの半挿しの4つ。

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

実機で見つけたトラブルを時間の限り、丁寧な表現を心がけて書いていきます

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

僕の解答用紙はこちら。字が汚いのはご愛嬌ということで……(すいません)

再起の時来たれり! インテルPCマイスター上級試験・不合格者のための補講を受けた話【実技編】

万感の思いを込めて、上級マイスターのむらたさんに解答用紙を提出

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