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4割は動画配信を見てゲームを購入する

Z世代の2.5人に1人はオンラインゲームがきっかけで恋をする

2024年05月07日 09時30分更新

Z世代のゲームに関する意識調査(SHIBUYA 109エンタテイメント調べ)

「ゲームをする」は8割、スマホで毎日プレイ

 若者世代にゲームは深く浸透しているが、Z世代のゲームの楽しみ方の実態はどうなっているのか。SHIBUYA 109エンタテイメントの「Z世代のゲームに関する意識調査」(2023年7月)を見てみよう。

 Z世代のうち「ゲームをする」と回答した割合は約8割に。ゲームをする頻度は「毎日」(44.9%)が最多であり、1日のプレイ時間は平均100分、年間で使っているお金は1万446円だった。

 ゲームプレイヤーが普段利用している端末は「スマートフォン」(94.7%)、「Nintendo Switch」(38.5%)、「PC」(33.2%)が上位となった。いつも持ち歩くスマホで気軽にゲームをプレイする一方、ゲーム機やPCでゲームをやり込む層も少なくないのだ。

ゲーム実況視聴は7割以上、購入のきっかけにも

 ゲームを購入・ダウンロードしたいと思うきっかけは、「動画配信サービス(39.6%)」「Twitter(32.3%)」「友達からの口コミ・誘い(27.4%)」だった。上位はSNSだが、ほかの調査では上位に入るInstagramは入らず、趣味ごとに活用されるメディアが異なる結果となった。

 ゲームの購入・ダウンロードした後に参考にする情報も、「動画配信サービス(33.2%)」「インターネットでの検索(27.6%)」「Twitter(27.2%)」という結果だった。

 ゲーム実況を視聴したことがあるか聞いたところ、73.3%が「ある」と回答。「持っていないゲームの実況を視聴したことがある」という回答も70.5%に上り、ゲーム実況が広く浸透していることがよくわかる。ゲーム実況を視聴する理由も、「コンテンツとして面白いから」が67.6%で最多だった。

Z世代のゲームに関する意識調査(SHIBUYA 109エンタテイメント調べ)

2.5人に1人がオンラインゲームで恋愛も

 ゲームのプレイスタイルも変わってきている。他人とゲームをプレイしている回答者のうち、ゲーム中に何らかのコミュニケーションを取っているのは8割以上の82.8%に。なかでも「LINE」(66.8%)、「Discord」(36.0%)、「ゲーム内のボイスチャット」(19.6%)がよく利用されている。

 かつては誰かの家にみんなで集まってゲームしていたものだが、今は“オンラインでコミュニケーションしながらゲーム”が当たり前となっているのだ。

 「一緒にプレイした相手とは会って遊んだような感覚を抱くことがあるか」という質問に対して、全体の40.4%が「ある」と回答。

 「オンラインゲームきっかけで知り合った相手を(恋愛的に)好きになったことがある」という質問に対しても、約2.5人に1人が「はい」と回答した。オンラインでの交流は当たり前となっており、恋愛につながることも一般的になっているのだ。

Z世代のゲームに関する意識調査(SHIBUYA 109エンタテイメント調べ)

 Z世代ではオンラインコミュニケーションが増えており、それに伴って感覚も変わってきている。彼らにとってはリアルもオンラインもあまり差がないようだ。引き続き、変化を追っていきたい。

著者紹介:高橋暁子
 ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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