ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。3月末はイースターでした。日本でも徐々に浸透してきたイベント、イースターでは“たまご”をテーマにしたグルメが注目されます。
春はイースター、だからでしょうか。玉子を使用した「親子丼」がこの時期脚光を浴びています。いや、イースターたぶん関係ないと思うけど……。
人気の「親子丼」が今年も復活!
吉野家は「親子丼」を4月11日から期間限定で販売開始しました。
価格は、店内並547円(テイクアウト537円)、大盛767円(テイクアウト753円)。昨年から並の価格は据え置きで、大盛は本体価格で30円値上げしています。
たっぷりの特製たれと溶き玉子が、鶏肉、玉ねぎ、ご飯を“抱きこむ”つゆだくな親子丼。
吉野家の親子丼は2022年の4月に大々的にスタートしました。実は吉野家では2009年にも親子丼を世に出していますが、その際は大きな扱いではなく、およそ10年の開発期間を経て「これぞ!」という親子丼に仕上げたという経緯があります。
2022年の登場時は、販売期間2ヵ月半で400万食突破のヒット。2023年には鶏卵の供給低下により販売があやぶまれましたが、復活を望むお客さんの声に応えて、次期をずらして夏の終わりから期間限定で販売。
今年の親子丼は4月に登場。春に発売されるのは2年ぶりです。
吉野家らしい「つゆだく」な仕上がり
吉野家の親子丼の特徴はいったいなんでしょうか?
写真をみてのとおり、鶏肉、玉ねぎのゴロゴロした具材感が魅力のひとつです。
できたてスピーディーもポイントのひとつ。注文ごとに、店員さんが鶏肉と玉ねぎ、特製たれを鍋で煮込んでから玉子2個を溶いて回しかけて調理。熱々の状態ものを手早く提供してくれます。
味の決め手となるのは特製たれ。
たれは、醤油ベースのたれにかつお節と昆布の風味をきかせ、なおかつ鶏のうまみがつまったエキスを追加しています。今年は、出汁の風味をさらに香り高く仕上げたとのことです。
醤油風味がしっかりきいた、満足感あるたれの味です。心なしか、牛丼に共通する食欲をそそる香ばしがあります。
そして「つゆだく」仕上げも大きな特徴。
ごはんにもたっぷりたれが染みていて、「味が足りない」と感じることがありません。最後まで親子丼のたれの味を楽しみながらいただけます。
「大盛」がボリューミーでびっくり
そんな吉野家の親子丼ですが「大盛」にも注目ですよ。
親子丼のサイズは並か大盛の2種類用意されており、大盛を選ぶとご飯だけではなく具材もボリュームアップ。鶏肉の量としては並盛の2倍になります。
親子丼というと、チェーン店だと「なか卯」が有名ですが、なか卯の親子丼は「ご飯の大盛り」こそできますが、具材のボリュームアップはできません。
吉野家の親子丼を大盛でテイクアウトしてみました!
円型の底が深い容器にドーンと。持ち帰りの際もずっしり重みがありました。
蓋を開けると、具材がびっしりと。鶏肉と玉ねぎがゴロゴロしていますね。青ネギも景気よさげにのっています。
確かに、並と比べて具材も量があります。
容器ごと重量を計ると、644gほどありました~。
かなりのボリュームなので、食べきれるか心配でしたが、たれの味がおいしいからでしょう、意外にも飽きることなく、箸が進みました。
鶏肉と玉ねぎ、玉子で調理した親子丼は、牛肉系のメニューよりヘルシー感あって、たくさん食べても後悔が少ない気がします(個人差による)。
大盛で具材まで多くしてくれるのは嬉しい! 親子丼でしっかりお腹を満たしたい時にはぜひ大盛で注文してみましょう。
4月12日配信のYouTube「アスキーグルメNEWS」では、吉野家親子丼のポイントを紹介。生放送で収録した実食シーンもあります。気になった人は見てください!
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