まずは基本的な柱の見つけ方から
下地センサーBasicは、柱を見つけると光とブザー音とで知らせてくれるというのが特徴。「この場所はどうだ?」とピンポイントな位置を検査するのではなく、本体を壁に当てつつ動かしていき、柱の位置を探るという使い方をします。
使用できるのは、石膏ボードや合板といった、柔らかい素材の薄めの壁。コンクリートやモルタルなど、固くて丈夫な素材の壁は対象外です。分かりやすく言えば、家の内側の壁はOKですが、外側はNGといった感じでしょうか。
まずは調べたい壁に本体を押し当て、スタートボタンを押します。離すとオフになるので、押しっぱなしにします。準備OKのランプがつけば大丈夫。
この状態で、壁に押し当てたまま左右どちらかに動かしてみましょう。すると、準備OKランプの上にある赤い矢印が、4段階で光っていきます。これが、柱が近づいてきているという合図。さらに動かすと、4つ目が光ると同時に壁に下矢印が表示され、ブザー音が鳴ります。
この下矢印位置が、柱のほぼ端。この矢印の位置にペンで印をつけたり、付箋を貼ったりしてわかるようにしておきます。
今度は逆の方向から同じように柱へと近づけていき、逆端を探知しましょう。これで、柱の位置と幅が分かるようになります。
なお、1か所だけだと少し不安があるので、上下のどちらか、少し離れた位置でも同じように確認してみることをオススメします。ほぼ同じ位置に柱が探知できれば、間違いなく柱があると確信できますので。
ちなみに今回は、縦に柱があると仮定した場合の方法です。横に木材が渡してあると分かっている場合は、下地センサーBasicを横向きにして調べます。
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