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エモいインフィニティミラーも1600万パターンで光る

ド迫力の鳴りにビビりつつスマホ充電!? 本格ワイヤレス対応スピーカー「ED-QR65」はGaN充電器内蔵!

2024年03月01日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII
提供: 株式会社プリンストン

なぜかGaN充電器にゲーミング機器ばりのエフェクト機能まで搭載

 そして最近のスピーカーらしくライトエフェクト機能も搭載。筐体前面がマジックミラー的に加工されている「インフィニティミラー」デザインによって、立体感を生み出す光り方を実現している。このライトエフェクトは、専用アプリ「Edifier Connect」を使って光色とエフェクトを選択でき、1600万パターン以上のカスタマイズが可能となっている。

正面パネル発光時。インフィニティミラーによって、まるで奥行きがあるように感られる

 そして「ED-QR65」のもう1つ大きな特長として、「65W TurboGaN高速充電」機能の搭載がある。USB Type-A×1(最大60W)、Type-C×2(最大計65W)の給電端子が右スピーカー背面に配置されていて、各種充電に利用できる。最近の充電器のトレンドでもあるGaN(窒化ガリウム)充電器なので、コンパクトなブックシェルフスピーカーにも問題なく内蔵できているのだ。

右本体の背面および右側面。各種コネクターが背面に、操作系統が右側面に配置されている。背面下部に3つ並んだUSBが充電コネクター

 「ED-QR65」の本体色はブラックとホワイトの2色展開となっており、デスク周りのインテリアに合わせていずれかを選択できるのも良ポイント。デスク周りを白色で統一しようという、ちょっとしたブームもある昨今だが、本格的な性能を持つブックシェルフ型でライトエフェクトまで備えるホワイト筐体のスピーカーは珍しいので、狙い目と言えるだろう。

LED色を変更してみた。アプリ経由で1600色パターンのカスタマイズが可能

 ちなみに筐体の表面はテカテカしない落ち着いた梨地加工で、どこかゲーミングスピーカーっぽい正面デザインと合わさって、ちょっと不思議な存在感がある。それでいて中身は機能満載の欲張りセットなのが面白い。

 付属品は、電源ケーブル(約1.5m)のほか、左右をつなぐスピーカーケーブル(約1.8m)、専用USBケーブル(A to A/約1.2m)、3.5mmステレオミニケーブル(約1.7m)と必要なアイテムがひと揃いあるので、開封してすぐに使い始められる。また、本体を斜め上に向けるアルミ製の専用スタンドと、本体正面を磨き上げる専用クロスも同梱されている。

左右の本体に角度を付けて配置できる専用スタンドが付属

有線でもワイヤレスでも高音質! 充電機能も便利

 ということで「ED-QR65」を実際に使ってみた。今回試用したのは筐体色がホワイトのモデル。筆者の仕事デスクの左右に配置してみた。メインで使っているツインディスプレーの左右に置いてみたが、キーボードやマウスなどと一緒に机上にあっても邪魔にならない収まりの良いサイズに感じた。ホワイトの筐体色も悪目立ちしない。

 スピーカー左右を専用のケーブルで接続し、電源ケーブルをコンセントへ。いずれも十分な長さがあり、取り回しも問題ない。パソコンとはステレオミニケーブルを使って有線で接続。電源オンでそのまま利用開始できた。各種端子は右筐体背面に、音量や入力切り替えのダイヤル・ボタンは右筐体右側面に配置されている。

さっそくスピーカーにRCAピン端子を接続

 まずはいくつかの配信サービスで動画を鑑賞してみる。音質は非常に良好。奥行きが感じられるとともに左右への幅広い音の広がりもあり、動画に没入しているような感覚になる。重低音については強烈なことはなく、ほどほどという感じ。

 BGMやSEの音の中で登場人物のセリフが聞き取りやすく感じたが、これが「ツーウェイアクティブクロスオーバー」の効果なのだろう。“ボヤつく感じが少ない”とでも表現すべきか。

動画(アニメ)を視聴中の筆者。台詞とBGM、SEなどを聞き分けやすい印象。なお、撮影のためにスピーカーをわざと前面に出している

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