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4K解像度のゲーミングディスプレーと合わせて購入したい!

爆速も納得!第14世代Core i9+GeForce RTX 4090搭載のゲーミングPC「Trident X2 14NUI9-292JP」レビュー

2024年02月26日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 スペックは、CPUにインテル第14世代Core i9-14900KF(3.2GHz~6GHz)を採用。24コア(P8コア+E16コア)/32スレッドでオーバークロック可能なモデルのため、ポテンシャルは非常に高い。そしてグラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4090(24GB GDDR6X)を搭載。メモリーは64GB DDR5でストレージはM.2接続の2TB NVMe SSDを内蔵する。

「HWiNFO64」による情報表示

ストレージの性能を「CrystalDiskMark 8.0.4」で計測。シーケンシャルリードはSEQ128Kで7089MB/秒だった

 ネットワークは2.5Gbps LANとギガビットLAN、Wi-Fi 6Eを備え、Bluetoothのバージョンは5.4。背面のインターフェースは、USB 3.2 Gen2×2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×3、USB 3.2 Gen1 Type-A×4、USB 2.0 Type-A×2、PS/2ポート(キーボード・マウス共有)×1などが用意されている。

背面のインターフェース

 先述した本体正面にあるタッチ対応ミニディスプレーは、画像や動画を表示させるだけでなく、マシンの状態を表示、パフォーマンスの設定変更、ディスプレーの設定変更、音楽の選択など、さまざまな用途に使えるのが特徴だ。タッチ操作で行なえるので、わざわざアプリを立ち上げずとも、スマホ感覚で設定変更ができる。

ミニディスプレーは、タッチするとメニュー画面が表示される

マシンの動作モード選択などもできる。写真は「User Scenario」のモード選択

スピーカーやマイクのボリューム調整なども行なえる

ディスプレーに表示する内容は、「MSI Center」の「HMI 2.0」で設定できる

想像どおりの爆速で完璧な4Kゲーミングマシン

 スペックを見ただけでも、ベンチマークテストでどれほどの数値を叩き出すのだろうとワクワクするが、まずはCPU性能とGPU性能を測る「CINEBENCH R23」と「CINEBENCH 2024」から実行した。なお、結果は10分間回したときのスコアとしている。

 ベンチマークテストを実行するにあたり「MSI Center」で「User Scenario」を「エクストリーム」にし、Windowsの「電源モード」は「最適なパフォーマンス」にしている。GPUドライバーは最新のものを使用し、ディスプレーはゲーミングディスプレーの「MAG 274UPF」に接続。4K解像度で出力している。

「User Scenario」の画面。デフォルトは「バランス」だが、ベンチマークテストでは「エクストリーム」で計測した

「CINEBENCH R23」のスコア

「CINEBENCH 2024」のスコア

 結果は、CINEBENCH R23でCPUマルチコアが37003pts、CPUシングルコアが2268ptsと群を抜いた性能を発揮している。CINEBENCH 2024では、CPUマルチコアが2061pts、CPUシングルコアが130pts、GPUが34056ptsとなった。2024では評価の数値がR23より低くなりわかりづらいが、圧倒的に高評価なことには変わりない。

 続いて、アプリ実行時の性能を測る「PCMark 10」を実行してみた。

「PCMark 10」での結果

 結果は、スコアが10136と1万超えを記録。詳細も「Essentials」が12065、「Productivity」が12065、「Digital Content Creation」が19342とすべてのスコアが1万2000以上で、申し分のない性能だ。

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