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Noble Audioの新フラッグシップ「ONYX」、FiiO新規開発のカセットプレーヤー「CP13」登場

2024年02月10日 11時00分更新

Noble Audioは、新フラッグシップとMEMS採用

 Noble Audio製品では異種ドライバーを組み合わせたハイブリッド型イヤホンの注目機種を展示。

XM-1とONYX、Noble Audio

左がONYX、右がXM-1

 新たなフラッグシップの「ONYX」(オニキス)は、ダイナミック型、バランスド・アーマチュア型、静電型、骨伝導型の異なるドライバー4種を用いた5ウェイイヤホン。

 低域用には特注仕様で直径10㎜ダイナミックドライバーを採用。余分な中高域成分がかぶるのを抑える“アンテチャンバー”を搭載している。中高域用のバランスド・アーマチュアドライバーは4基。高域用のアンテチャンバーに太いチューブを採用して、減衰を抑制している。高域用にはSonion製の静電型ドライバーを2基搭載し、周波数特性は70kHzに達するという。さらに、超高域のサポート用に骨伝導型ドライバーも装備。鼓膜振動だけでは得られない豊かなディテールを表現できるとのこと。周波数特性は20Hz~70kHz。インピーダンスは14Ω、感度は108dB(1kHz)。発売は今春を予定。海外での参考価格は3499ドル。

 「XM-1」はxMEMsのMEMSスピーカー「Cowell」と専用アンプ「Aptos」を搭載。イヤホンケーブル内にUSB DACを内蔵することで、アンプを別途追加せずに使えるのが特徴。スマホなどと接続する際に便利だ。Lightning - USB-Cアダプターも同梱する。

XM-1

USB Type-Cでスマホと直結できる。

 Noble Audioによると、このタイプの製品は世界初だという。シェルはステンレス製ノズルとワックスガードを備えたアルミニウム製。加えて、直径8.3mmのダイナミック・ドライバーも搭載したハイブリッド型。ケーブルは着脱式で4ピンIEMコネクターやアルミニウム製で高精度なパーツを使用。発売は今冬で、海外での参考価格は699ドル。

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