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FiiO、スティック型USB DACのハイエンド「KA17」とケーブル型の「KA11」を発表

2024年02月16日 17時30分更新

FiiO KA11

 エミライは2月16日、FiiOブランドのUSB DAC「KAシリーズ」の新機種2製品を発表した。発売は2月23日。

高出力で多彩な使いこなしができる「FiiO KA17」

FiiO KA17

KA17

FiiO KA17

 KA17は、ESS Technologyの「ES9069Q」を2基搭載。PCM最大768kHz/32bit、DSD512、MQAなどに対応。USBバスパワー駆動だが、電源供給専用のUSB Type-C端子もあり、650mWと高出力のDESKTOP MODE再生も可能。オペアンプはOPA1662、ヘッドホンアンプはTHX AAA 78+、USBインターフェースはXMOS XU316。ヘッドホン端子は、シングルエンドの3.5mmとバランス駆動用の4.4mmの2系統を持つ。3.5mm端子はS/PDIF出力兼用で、D/Dコンバーターとしても使える(3.5mmミニジャック→ピンジャック、96kHz/24bitまで)。UAC1.0をサポートするため、Nintendo SwitchとのUSB接続でも利用できる。

FiiO KA17の背面

KA17の背面

 本体は幅64.0×奥行き27.7×高さ12.7mmで、約33.5g。予想実売2万6000円台前半。カラーは2色展開。

ケーブルタイプでシンプルな使い勝手「FiiO KA11」

FiiO KA11

KA11

 KA11はCirrus Logicの「CS43131」を採用し、PCM最大384kHz/32bit、DSD256の再生に対応。ケーブルは高純度のパラジウムメッキを施したOFCとなっている。最大出力は200mW。幅44.5×奥行き9.7×高さ10.5mm(概算)で、約8.5gのコンパクト設計。予想実売は6400円弱。カラーは2色展開。

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