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JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPをレビュー

もはや稀少種だけど根強い人気の16:10ディスプレー、選ぶなら2万円台でUSB Type-C給電対応のコレ

2024年02月11日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

まとめ:費用対効果抜群の高機能な16:10モデル

 この原稿はJN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPで執筆しているのだが、画面は非常に鮮明で文字が見やすく、さすがsRGBカバー率99%だけあって画面の美しさは申し分のない出来。縦サイズが大きいことで、Excelのセルがより多く表示できる点やウェブブラウザーがより下の位置まで表示できる点などは、アスペクト比16:10のメリットとして挙げられよう。

もはや稀少種だけど根強い人気の16:10ディスプレー、選ぶなら2万円台でUSB Type-C給電対応のコレ

16:10は文字の執筆やExcel作業に向いている

 何より使いやすいと感じた点は、ピボットで画面を縦置きにした時だ。横サイズが1200ドットになるので、フルHD(1920×1080ドット)の液晶パネルよりも画面が広くなる。そのため、縦置きでも手狭さをあまり感じなかった。

 そして、JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPの魅力は何と言ってもその価格にある。KVM機能や最大65WのUSB PD機能を備え、可動域の広いスタンドを有しているにも関わらず、直販価格で2万8980円、Amazonなら2万6082円(2024年2月7日時点)という低価格を実現し、16:10の製品の中では競合を寄せ付けない破格っぷりだ。

 ちなみに、16:10のディスプレーは弱点もある。それは、16:9のコンテンツを表示すると上下に黒帯が入ってしまうことだ。この黒帯を嫌う人は16:9のモデルを選択したほうが無難だろう。そこが気にならな人なら、JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPは画質も良好なので、オフィス用途に動画視聴、フォトレタッチなどで活躍できる1台としてオススメしたい。

JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPの主なスペック
パネル 24型IPS(非光沢)
解像度
(アスペクト比)
1920×1200ドット(16:10)
表示色 1677万色
輝度 300cd/m2
コントラスト比 1000:1
視野角 178度(水平)/178度(垂直)
リフレッシュレート 最大75Hz
応答速度 14ms
インターフェース HDMI 1.4、USB Type-C、USB Type-A×2、USB Type-B、オーディオ出力ほか
スピーカー 2W×2
チルト -5度~+15度
高さ調節 150mm
スイーベル 左30度、右30度
ピボット 90度
サイズ/重量 約535(W)×220(D)×400~525(H)mm/約5kg
その他 AMD FreeSync、HDR10、USB PD(最大65W)、KVM機能、VESAマウント(100×100mm)
直販価格 2万8980円

 なお、USB Type-C給電が最大15W、KVM機能なし、スタンドはチルト可動のみとダウングレードした兄弟モデル、「JN-IPS24WUXGAR-C」もラインアップしている。直販価格は2万3980円、Amazonなら2万2022円(2024年2月7日時点)とさらにお手頃なので、機能性にこだわらない人ならこちらもオススメだ。

もはや稀少種だけど根強い人気の16:10ディスプレー、選ぶなら2万円台でUSB Type-C給電対応のコレ

JN-IPS24WUXGAR-Cはダウングレード版だが、映像入力端子はD-sub15ピンを追加している

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