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楽しそうなApple Vision Pro購入旅inハワイについて行ってみた

アップル「Vision Pro」ハワイで買ったら税関で3万円を支払うことになる理由

2024年02月07日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

せっかくなのでワイキキを散歩
食事は節約しつつも美味しいものを

 今回は、Apple Vision Proを購入する(人を見に行く)のが旅の目的ですので、ハワイらしいスポットを楽しむ時間はなし。それでも前日入りしたことや、西田さんの購入レポート記事にもあるように、店頭での予約時間を変更できため、多少、時間的な余裕がありました。

 この旅では、ワイキキビーチを散歩してハワイのローカルビールを楽しんだり、夜にハワイ購入組が集まって食事会をするといった楽しみがありました。2泊だけのハワイでも、意外と楽しめますね。

ワイキキビーチにて。到着日は天気が悪く、明るいハワイ感があまりなかったのがちょっと残念

これはハワイ名物のマグロ丼「ポケ丼」です

ハワイはローカルビールも多く「フライト」という飲み比べメニューもあります

宿泊したアパートには電子レンジが設置されていたので、スーパーで買ってきたサバ弁当(6.99ドル)を2回に分けて食べるなどして節約!

 ハワイで目的を達成したため、石川さんと一緒に、翌日、帰国します。帰国便のANA NH185便は、ホノルルを13時15分発。出発日は人気の青空市場カカアコ・ファーマーズ・マーケット(毎週土曜日開催)に立ち寄って、朝ご飯を食べてから空港に向かうことにしました。日本には、翌日の17時40分着予定です。

帰国する前にカカアコ・ファーマーズ・マーケットへ!

 このファーマーズマーケットは飲食店の出店も多くて、朝ご飯を食べるにはピッタリ。地元で作られた野菜や食料品なども売っているため、お土産の購入にも向いています。オアフ島内では曜日別にいくつか開催されているので、ハワイを訪れる際にはチェックしておくと楽しいですよ。

朝からBBQプレート(豚肉)を食べました。豚肉がカリカリに焼けていて美味しく、ガーリックライスが食欲をそそります

 お腹もふくれたところでホノルルの空港からNH185便に乗り込み、日本へと帰国します。石川さんは機内で購入したばかりのApple Vision Proを早速使っていて楽しそう。自分も頑張って買えば良かったかな……と、ちょっとだけ後悔しました。

飛行機内で楽しそうにApple Vision Proを使う石川さんを見ていたら、ちょっと欲しくなりました

羽田空港第2ターミナルに着陸!
共同キオスクを早速体験してみました

羽田空港第2ターミナルに着陸

 羽田空港の第2ターミナルへ、オンタイムで到着。実は、羽田空港では1月31日から「共同キオスクの実証実験」が始まっています。数年前から日本への入国時に税関でQRコードを使った電子申告が使えてはいたのですが、税関と出入国在留管理庁(入管)でデータを共有していないため、(1)入管でまずパスポートをキオスクに読み込ませてカメラの顔認証で通過し(2)税関でパスポートとQRコードを読み込ませ(3)カメラの顔認証で歩きながら通過する、というとても非効率なフローになっていました。自分は以前から、パスポートデータを税関と入管で共有できれば、1回のチェックでスムーズにできるのではと指摘していたのですが、これはまさに、その実証実験となります。

 実際の入国時の流れとしては、まず検疫(カメラでの体温測定などをしているカウンター)の前に設置された共同キオスク端末でパスポートとQRコードを読み込ませます。あとは入国審査も税関審査も、歩きながらの顔認証ゲートを通るだけでオーケー。入国に際しなにか問題があったり税関申請などがない場合は、パスポートを取り出さず素通りできます。すごい!

 かなりラクチンなので、早く日本各地の国際空港に設置してもらいたいです。ただキオスク端末が10台ほどしかなく、そこで5分ほど並ぶ必要があったため、正式採用時にはもう少しキオスク端末が増えるといいなと思います。

入国と税関両方の審査に必要なパスポートとQRコードの読み込みを、共同キオスクを使って1回で済ませられる(税関チャンネルの動画より)

 (次ページ:案外知られていない免税のルールとは?)

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