騒音計、風速計、照度計は排他利用
温度・湿度計機能はいつでも利用可能で、画面にも常時表示できますが、これ以外の騒音計、風速計、照度計機能はMODEボタンによって切り替える排他利用となります。
風速計、照度計機能は温度・湿度計機能と同じく、付属のセンサーを取り付けて利用します。取り付けは温度・湿度計と違い、ミニジャックに挿し込むタイプです。
騒音計の表示から、1回MODEボタンを押すと風速計、もう1回押すと照度計に機能が切り替わります。さらにもう1回押すと騒音計に戻り、以下、繰り返しとなります。
風速計のセンサーは風車のようになっており、この回転数から風速を計測しているようです。見た目はハンディファンに似ていますが抵抗が少なく、ハンドスピナーかと思うほどよく回転します。とくに向きはないようで、裏表どちらから風を送っても風速を測ることができました。
風速計の単位は秒速(m/s)ですが、UNITSボタンを押すと時速(km/h)表示に変更可能。HOLDボタンで現在の数値を保持できますが、MAX、MINボタンは表示こそされますが機能しません。ここはちょっと残念ですね。
測定できる風速は、0.5〜30.0m/s。0.5m/s未満も数値として出ますので、正確ではないかもしれませんが、強弱の比較は可能です。
最後は照度計機能。単位はLuxですが、4000Luxを超えると自動でkLux表示へと切り替わります。
机の手元が暗くなっていないか、PCを使う環境として暗すぎないか、といった明るさ全般を調べられるのが便利。ディスプレーの輝度設定で明るさがどのくらい変わるかや、高価なライトと100均ライトの明るさがどのくらい違うのかを調べてみる、というのも面白いですね。
照度計はMAX、MINボタンによる最大、最小値表示に対応しているので、瞬間的な明るさを測ることもできます。例えばカメラのフラッシュの強さを見る、なんて用途にもいいでしょう。
測れる範囲は、0〜200kLux。晴天の日中昼間で100kLux程度なので、屋内外問わずに使えそうです。
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