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軒並み盛況だった日本のメーカーブース

【台北ゲームショウ2024レポートその①】日本の大手メーカーが多数出展して開幕から大盛りあがり!

2024年01月27日 11時00分更新

 2024年1月25日、台湾にある南港展覧館1号館(TaiNEX 1)にて「台北ゲームショウ2024」が開催された。開催期間は、1月28日までの4日間。台北ゲームショウとは、読んで字の如く台湾の首都・台北で開催されるゲームイベントのこと。

 日本人にとっては幕張メッセで開催される東京ゲームショウが身近だが、本イベントもそれに勝るとも劣らない規模。会場こそ半分ほどのサイズだが、26の国と地域から377の企業が集まり、コンソール、PC、モバイル向けはもちろん、インディーゲームやボードゲームまでを含めた300タイトル以上が展示されている。密度が濃いい!

  しかも、2月から3月にかけてリリースされる注目作が多数出展されるだけに、ショウ初日から台湾のゲーマーたちが大挙して駆けつけて(ビジネスデー設定はナシ!)大盛況となっている。その模様を数回にかけてレポート。まずは、日本の大手メーカーのブースの様子からどうぞ。

幅広い層から注目を集める任天堂ブース

 会場で最大の出展スペースがあり、老若男女幅広い来場者を集めていたのは任天堂ブース。日本では単独でイベントを開催することの多い同社だけに、ブースがあるのは海外のイベントならではの光景だ。

任天堂ブースの外観。画角に収まりきらないビッグサイズ

マリオとルイージやピカチュウたち人気者の姿も。キッズたち大喜び!

 自社タイトルの出展としては『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』『ピクミン4』『スーパーマリオRPG』『帰ってきた 名探偵ピカチュウ』『ゼルダの伝説』『星のカービィ』シリーズと、盤石のラインアップ。小さなお子さんが親と一緒にプレイする姿も見られた。

 ライセンシーが手掛けるNintendo Switch向けタイトルも多数展示されていた。日本でおなじみ、あるいは注目のタイトルがズラリと並んで……なのだが、ちょっと驚いたのは『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』があったこと。

 メッセージは繁体字中国語に翻訳されているが、当然マップはオリジナルのまま日本全土。国外のプレイヤーが「桃鉄」で日本の土地や名物を知ってくれたらな、と嬉しさを感じた。

KONAMIの『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が中国語ローカライズされ出展

貧乏神のセリフも中国語なのねん!

『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』。ウマ娘のコスプレ姿の来場者が楽しむ姿も

セガの『ソニックスーパースターズ』。マリオとソニックが同じブースにいるなんて五輪気分!

アトラスの『ペルソナ5 タクティカ』なども

ユービーアイソフト『ジャストダンス2024エディション』

展示と物販が同じブースで行なわれるのは台北ゲームショウ流。会場特価で本体やソフトなどが購入できる

『鉄拳8』や『SAND LAND』など話題作がどっさり!
バンダイナムコエンターテインメントブース

 現地法人を持ち、台北ゲームショウの常連であるバンダイナムコエンターテインメント。ちなみに中国語では「萬代南夢宮娯樂」表記となる。読める、私にも読めるぞ!

 任天堂に次ぐ規模だけに出展タイトルは盛りだくさん。1月26日についに発売された『鉄拳8』や、鳥山明先生原作の『SAND LAND』、バンダイナムコグループで手掛けるSFメカアクション『SYNDUALITY Echo of Ada』といったタイトルがプッシュされていた。

 ほかにも『呪術廻戦 戦華双乱』や『NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』、ガンダム関連作品など、同社が得意するキャラクターIPを使ったタイトルも出展。日本のマンガやアニメがさほどタイムラグなく楽しまれている台湾だけに、人気を集めていた。

 台湾での販売を手掛ける関係でスクウェア・エニックスのタイトルが同じブース内で展示されていたのは不思議な感覚だった。

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