インティ・クリエイツは1月24日、Nintendo Switch／PC（Steam）向けアクションゲーム『九魂の久遠』（くこんのクオン）の発売日などを発表。
本作の発売日は、2024年5月30日。価格は価格はパッケージの通常版が5280円、限定版が9980円、ダウンロード版が4280円だ。
「九魂通信」第1回
死は希望に変わる。
『九魂の久遠』は、現世で死に、冥界で目覚めたネコ“クオン”が、飼い主の待つ現世へと再び帰還するため、過酷な冥界を踏破する2D横スクロールアクション。
プレイヤーはネコのクオンを操作し、現世へ繋がる「冥界の門」を開く方法を探して、広大な冥界を探索する旅に出る。その旅路では、冥界の特異な環境や、そこに棲む妖魔、クオンと境遇を同じくする妖魔獣人たちが立ちはだかる。
ただのネコであるクオンはか弱く、敵の攻撃を受けるとすぐに死んでしまうが、動物の魂を取り込んで復活し、新たなスキルを獲得する特殊能力「アニマリヴァイヴ」で、果敢に立ち向かおう。
クオンとともに旅路を歩むプレイヤーの選択次第で、物語はさまざまな結末を迎える。クオンが紡ぐ、死と輪廻の幻想綺譚の結末を、ぜひあなたの“魂”に刻みこもう。
ストーリー
―――ネコは死んだ。
病気・怪我・寿命……死の理由は何だってあり得るだろう。
命とは弱く、簡単に失われてしまうものなのだから。
ネコは、ニンゲンとともに暮らしていた。「飼い主」は、ネコの死を悲しんだだろう。
墓を作り、丁重に弔ったかもしれないし、遺灰にして自然に還したのかもしれない。
あるいは、その死を直接知ることもなく、二度と帰ることのないネコを待ち続けるのかもしれない。
まつわる経緯や事情、思惑は何であれ―――ネコは死んだ。
現世で死に、冥界に堕ちたネコ、クオンは目を覚ます。
そして、現世の飼い主のもとに戻るため、唯一の出口である「冥界の門」を目指して、歩き始めた。
3大注目ポイント
壱：“アニマリヴァイヴ”で死は希望に変わる！
クオンは、一度でもダメージを受けてしまうと命を落としてしまう。しかし、動物の魂を取り込んでよみがえる「アニマリヴァイヴ」で、動物のスキルを手に入れて、クオンはどんどん生き延びやすくなっていく。
クオンはか弱く、すぐに死んでしまう
アニマリヴァイヴで復活、新スキル獲得
弱点を克服して敵を倒そう
■動物スキルの一部を紹介
【ゾウ】
ゾウの鼻で遠距離攻撃をつかまえて防御する
【カラス】
カラスの翼で1度だけ空中ジャンプができる
【ティラノサウルス】
ティラノサウルスに変身し、咆哮の衝撃波で周囲に大ダメージを与える
そして、いずれは「業魔形態（ヒト型）」に変身し、より強くなっていく……。「ネコには九つの命がある」ということわざ通り、クオンが復活できるのは九回まで。
果たしてクオンは、九魂が尽きる前に冥界を踏破し、無事に現世で待つ飼い主の元に戻れるだろうか。
幼魔形態（ネコ型）
“避ける”アクションから
▼アクションが変化
業魔形態（ヒト型）
“倒す”アクションへと変化
「アニマリヴァイヴ」を繰り返していくと、クオンはヒトの魂を取り込み、「業魔形態（ヒト型）」へと変化する。そこから、アクションは敵を“避ける”から、敵を“倒す”へと攻撃的に変化していく。
弐：“きりえ”タッチで描かれる、美しくも過酷な世界
現世への帰還を目指して探索する冥界のさまざまな環境や、そこに棲む異形の妖魔たちを、幻想的な“きりえ”タッチのグラフィックで艶やかに描き出す。
参：“魂”に刻みこむ、珠玉の物語！
一匹のネコの「死」から始まる幻想綺譚。現世への帰還を目指すクオンと、その前に立ちはだかる、クオンと境遇を同じくする別の妖魔獣人たちや、冥界の各地を統べる大妖魔たち。
クオンとともに旅路を歩むプレイヤーの選択次第で、物語はさまざまな結末を迎えるだろう。あなたは「命に対する優しさ」を持ち続けることができるだろうか？
キャラクター
クオン：幼魔（ようま）形態（ネコ型）
死して冥界に堕ちたネコ。現世の飼い主の元に戻るために、「冥界の門」を開く方法を探して、広大な冥界を探索する。
外見は現世のネコとほとんど変わらないが、冥界の低級妖魔として転生した影響からか、命を落とすたびに動物の魂を取り込んでよみがえる「アニマリヴァイヴ」をはじめとした、いくつかの特殊能力を獲得している。
クオン：業魔（ごうま）形態（ヒト型）
CV：河村 梨恵さん
アニマリヴァイブを繰り返し、人の魂を取り込んだクオンが変身した妖魔獣人形態。
より戦闘に特化した強い妖魔へと成長したが、それにともない姿だけでなく心も変化していき、飼い主のことや現世のこと、現世に戻りたかった本来の目的を徐々に忘れ、バケモノになってしまう危険性を孕んでいる……。
ツクモ
CV：夏吉 ゆうこさん
クオンの現世での飼い主。幼少の頃にクオンを拾い、ともに暮らしてきた。
仕事で家を空けがちな両親とはちょっと折りあいが悪いし、人付きあいは苦手だし、友だちも多くはないし、学校はそれほど楽しくないし、将来の夢も不透明で、自分にあまり自信がない、人並みに鬱屈した10代。
そういった境遇からか、クオンを心の支えにしていて、クオンと接している時はただのバカと化す。
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