ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。即席麺コーナーで気になっていた商品を買ってみました。「ペヤング 煮干し油そば」です。
もう食べた?「ペヤング 煮干し油そば」
まるか食品より昨年12月4日より発売中の「ペヤング 煮干し油そば」。ご存じ即席麺“ペヤング”シリーズの新商品で、ラーメンやつけ麺で人気の高い「煮干し」と「油そば」を組み合わせたフレーバーとのこと。
「ペヤング 煮干し油そば」
メーカー:まるか食品
内容量/価格:120g/248円
発売日:2023年12月4日
年末年始ごろから見かけて「これはなんぞや」と気になっていましたが、お正月で酒と肴が中心の生活を送っていたため、すっかり食べる機会を失っていました。年をまたいで、新商品にも負けず健気に並んでいる様子に心を打たれてたまらず購入。待たせちゃったね、ペヤング。
特徴としては「煮干し粉末」。後がけ用の煮干し粉末の小袋が付いています。これは煮干し好きにはたまらないのでは……!?
食べてみた。ニボニボがすごいよ!
では、調理して実食していきます。
かやく、ソース、後がけ調味料(煮干し粉末)が入っています。
かやくは、チャーシュー、ねぎ、なると。
ソースは、黒くてドロッと。普段のペヤングのソースがサラッと出てくるのに対して、重みがあってなかなか出てこなかったです。
魚介風味オイルや動物油脂が入っているようで、ずいぶんオイリーです。
ソースを混ぜたあたりから、豚骨や魚介系のラーメンの香りが漂ってきます!
最後に煮干し粉末をかけて仕上げ。
……うっ!!
煮干しの香りが強烈。わかりやすく“ニボニボ”します。
「にぼしくさい」と言ってしまっていいほど。この“くささ”が好きな人にはご褒美。
これは本当にペヤング?
煮干し粉末を混ぜながら麺をいただいていきましょう。
麺はおそらくいつものペヤングの細麺です。オイリーなソースが絡むことでモッチモッチになっています。
ベースの味わいは、豚骨系。コッテリ、オイリーでコクがあります。そこに、魚介風オイルや、煮干し粉末の風味がのってきて、絶妙なバランスで煮干しが引き立っています。おお(歓喜)!
いい意味で煮干しの風味が、悪い言い方だと煮干しのクセが前面に出ているので、好き嫌いはありそうですが、この商品を買った時点でおそらく煮干し好きな人であるはず。とすると、ハマる人は多そう。
……食べていくうちに、これがペヤングであることを忘れていきます。
そうです。オイリーで濃厚ですが、まろやかさもあって、ペヤングとしては斬新な仕上がりに思えます。
ペヤングは限定フレーバーもそうですが、ソースの酸味がツーンときいていたり、塩味が濃かったり、異様に辛かったりと、一点突破でエッジがきいたものが多いのですが、意外にも味としては穏やか。油分が多いため、塩味がマイルドになるからかもしれません。
「もしかしたら、これがペヤングの新境地なのかも?」そんなことも感じられる味わいでした。煮干し風味を噛みしめながら、ペロッといただきましたよ!
紅生姜のちょい足しが合いそう
ところで、私は味変が好きなのですが、この商品は真っ先に紅生姜がほしいなと思いました(残念ながら家になかったのですが)。食感にもアクセントを与えてくれそうです。家に紅生姜がある人はぜひ試してみてほしいと勝手に思っています。
「ペヤング 煮干し油そば」は、12月から販売されていて、店舗によっては品薄になっているようですが、私はローソンで購入することができました。
ある意味「ペヤングらしくない」ちょっと変わったつくり込みなので、ペヤングファンは、煮干し好きの人もそうでない人も、買えるうちにトライを!
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