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新NISAクレカ積立、人気カードにひそむワナ 「三井住友カードプラチナプリファード」より「三井住友カードゴールド(NL)」がオススメな理由

2023年12月26日 07時00分更新

プラチナプリファードは「200万円の壁」がストレスになる

 最後に「ストレス」のお話を一つ。

 僕は先程からお伝えしている通り「三井住友カードゴールド(NL)」を使っているのですが、このカードは通常還元率が0.5%と少しパンチの弱いカードです。ただし年間100万円を利用すると継続特典として1万ポイント付与されます。ここで還元率1.5%となかなかのカードへと変貌を遂げます。ですので是が非でも100万円を使わなければならない。月末あたりに三井住友さんから「特典条件達成状況のお知らせ」という現在までのカード利用金額がメールで届きます。今年の4月から来年の3月までには達成しなければならない。別にこのクレカを集中的に使ったわけでも、焦ったわけではないのですが、9月に達成してしまいました。

 「良かったねー」と思われるかもしれませんが、「良かったねー」では済まないのです。

 これ以降、このカードを使っても継続特典はないので、使えば使うだけトータルで還元率が下がっていきます。このカードは「対象のコンビニ・飲食店での還元率」が7%になる最高のカードです。僕は喫煙者ですのでセブンイレブンやローソンで定期的にタバコを購入します。9月以降、タバコを購入する度に還元率が下がっていっています。ならば「三井住友カードプラチナプリファード」にするべきじゃないか? とも考えました。そうなると次は「200万円の壁」問題へとぶち当たります。

 今年はなんだかんだで200万円くらいは使いましたが、このクレカを持った場合は集中的に使わないといけなくなる。けどですよ、例えばショッピングサイトで「専用のクレカを使ったら3%」や「この期間だけ還元率5%」というようなキャンペーンがあった場合でも「200万円達成しないとあかんのや!」と継続特典を含めても還元率2%のクレカを使わざるを得ないのです。

 このようにこのクレカは「ストレス」がかかるのです。計画的に使うことを心がけなければなりません。だから僕は「三井住友カードプラチナプリファード」は作らずに、来年度からは「三井住友カードゴールド(NL)」を「クレカ積立+7%還元店舗専用カード」にしようと思っています。もし年度末に「100万円利用まで少し足りない」となった場合は、Amazonギフト券にチャージも対象ですので、そこで帳尻を合わせたいと思います。Amazonギフト券の有効期限は10年ですので安心です。

 ということで今年はお世話になりました。来年もお得なクレカを含め、節約情報をバンバン紹介していきます!良いお年を!

 

筆者紹介:ユウキロック

 1972年4月16日生まれ。芸人/お笑い講師/構成作家/家電の人。

 漫才コンビ・ハリガネロックとして1995年デビュー。関西の新人賞を総ナメにし東京進出。第4回爆笑オンエアバトルチャンピオン大会優勝、第1回M-1グランプリ準優勝、
果ては2003年渋谷公会堂で2000人を集めた漫才ライブを成功させる。
 2010年11月「ユウキロックの節約革命」上梓。家電や節約に詳しく、株も嗜む。

Twitter ID: @yuukirock0416
Instagram: yuukirock0416

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