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元祖のり弁、ほっかほっか亭の 「高級のり弁」でリッチな年末を。のりがこんなに違う!!

2023年12月21日 19時15分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

いつもより、いいのり弁を

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。年末は1年の頑張った自分へのご褒美として、ちょっといいものを食べたくなります。そこで、私にとってはちょっと豪華で、今まで躊躇していた、ほっかほっか亭の「海苔弁Premium」を食べてみようと思います。

ほっかほっか亭の「海苔弁Premium」

今年2月より発売

 「海苔弁Premium(のりべんプレミアム)」は、ほっかほっか亭が今年2月6日(のりの日)に定番メニューとして販売開始したお弁当。価格は590円です。

 定番の「のり弁当」(400円)と比較してちょっとリッチな商品。たまご焼をのせるなど、具材にもこだわったワンランク上の“のり弁”。魅力的なフレーズですが、定番のり弁も同時に販売されていると、その価格差から、なかなか手を伸ばしにくかったのも事実。

 年末なので、思い切って購入しましたよ!

定番のり弁と価格は190円差。気になる味は?

容器からしてリッチ

これがプレミアムだ!

 海苔弁プレミアムのメインの具材は白身フライ。また、ちくわ磯辺揚げ、きんぴらごぼうも入っています。これは定番商品と同じ。異なる具材として、たまご焼と、季節のお惣菜(大根の酢漬け)が加わっています。さらに、定番のり弁は、小袋で「マヨしょうゆ」がつくところ、プレミアムではマヨしょうゆではなく、タルタルソースです。

玉子焼はプレミアムだけ

 一番の違いはのり。いいえ、のり自体は同じなのですが、定番のり弁は、かつお節にしょうゆをかけて、そこにのりをのせるところ、海苔弁プレミアムでは、かつお節の上にのりを重ね、そこに注文が入ってから特製のしょうゆだれを刷毛で塗り仕上げます。刷毛でしょうゆを塗る分、手間のかけようも違います。

かつお節が染み染みになっていない!

 食べてみると「いつもの、のり弁と違う!」とはっきりわかりました。

のりが風味良くて歯切れがいい!!

のりに刷毛でしょうゆを塗るから、歯切れがいい

 一番は、のりの歯切れのよさと風味。別格といっていいでしょう!

 定番のり弁だと、定番のり弁だと、かつお節が醤油で染み染みになっている一方で、のり自体にはしょうゆが馴染んでいないため、箸にひっついてきてしまったり、クチャッとまるまってかたく感じられるなどありました。ですが、海苔弁プレミアムだと驚くほど歯切れがよく、かつお節の優しく気品のある香りも感じられます。

王道の具材の魅力はそのまま

 もちろん、ふっくらとした白身フライや、旨みが詰まったちくわ天の、のり弁ならではの魅力はそのまま。白身フライは、たまごのコクがあるタルタルで、洋食のような感覚で味わえます。いつもよりお上品。しょうゆマヨの味で、のりごはんと一緒にかきこむのとは違う雰囲気。

 さすが、元祖のり弁を生み出したほっかほっか亭の“高級のり弁”です! 590円という価格は、定番のり弁と比べると高値ですが、最近増えてきた、いわゆる「高級のり弁専門店」だと1000円を超えの商品もあるところ、そちらに比べたら非常にリーズナブル。なおかつ、いつもの“のり弁”とはちょっと違う、グレードが高い味が楽しめます。

実は、ごはんはちょっと少なめ

 ちなみに、海苔弁プレミアムは、おかずの品数こそ定番のり弁より多いですが、ごはんの重量が定番より少なめ。ごはんの量をセーブしたい人にもぴったり。

 健康志向の高まりからごはんの量を少なめにする人も増えているようですが、そんなニーズにも応えたのかもしれません。

こちらは定番の「のり弁当」(400円)。ご飯の量はこちらが多いです

 なお、ほっかほっか亭の“のり弁”はそもそも人気商品。白身フライ、ちくわ天ぷら、きんぴらごぼうがのった定番スタイルは、ほっかほっか亭が確立したと言われています。

 いつもの定番のり弁もいいけど、190円差で「これは!」というおいしさの海苔弁プレミアム。年末年始の大掃除の合間など、忙しい時にも食べやすくてよさそう。お近くにお店がある人はプレミアムでのり弁じまいを!

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ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

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