ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。この時期は乾燥するので、目が充血しないようにこまめに目薬をしているのですが、とある新メニューのおしらせを見てパチパチとまばたきが止まりませんでした。
ネットでバズった「シュクメルリ」
「オリジン弁当」「キッチンオリジン」で12月12日より「シュクメルリ風煮込みハンバーグ弁当」が登場したとのこと。
シュクメルリ。ちょっと懐かしい響きではないですか。
シュクメルリは、ジョージア発祥の鶏肉料理。もともと日本には馴染みが薄い料理ですが、牛めしの松屋が「シュクメルリ鍋定食」を2019年に発売したことをきっかけに、ネット上で知名度がいっきに上がりました。松屋でのヒットを受けて、例えば、ファミリーマートもシュクメルリの弁当を出すなど、後追いの商品も登場したくらい。
それだけ話題になったグルメですが、物珍しさが薄れてか、最近だと話題は下火に。良いように捉えると、レシピサイトではシュクメルリの調理法やアレンジがたくさん上がっているし、一部にはしっかり浸透したのかも。
そんなシュクメルリのメニューが久しぶりに登場したので嬉しくなりました。しかも、ご飯とあわせた“お弁当”として発売されるのも楽しみ。
オリジンの「シュクメルリ」はどんな感じ?
ということで、さっそくオリジンの「シュクメルリ風煮込みハンバーグ弁当」を買ってきました! 一食745円です。
シュクメルリは、本来は鶏肉料理ですが、オリジン風に煮込みハンバーグにアレンジしています。
“世界1にんにくをおいしく食べるための料理”という異名もあるシュクメルリは、にんにくを使用したトロトロのソースが特徴。
オリジンでは、にんにくをきかせたホワイトソースに、ラクレットチーズをイメージしたチーズソースでコクと風味をプラスして、ご飯のおかずに合うように仕上げています。
ご飯の上にポテトフライがトッピング。これはうれしい!
最初に気になっていたのは“にんにく”度合い。松屋の「シュクメルリ鍋定食」は、もし、にんにくが苦手であったら思わず顔をそむけてしまいそうなくらい、にんにくの香りがガツンと強烈でした。
オリジンのシュクメルリ風煮込みハンバーグは、食欲をそそるにんにくの香りは確かに漂うけれど、松屋ほどパンチはありません。料理のエッセンスにほんのりきかせているくらい。
にんにく好きとしてはややさみしい気もしますが、これなら、職場の休憩室でも遠慮なく食べられそうです。
見た目はホワイトシチューのようですが、チーズのコクがきいていて、実際はチーズフォンデュとかに近い感じです。チーズが濃厚で、リッチな味わい。
「それってご飯に合うの?」と心配なあなた。ご安心ください。チーズのコクがあるソースは塩気もばっちりきいていて、しっかりご飯に合うのです!
お弁当専門店のシュクメルリなので、ご飯との相性は考え尽くされているんでしょうね。ハンバーグは牛と豚の合挽で食べ応えばっちり。お肉の旨みも合わさって、ご飯がパクパクが進むったら。
ポテトフライは、ソースにディップして。んんん……、うま~い!!
お弁当を食べているのに、ワインを飲みたくなっちゃう! パーティーのデリにあるような、ちょっとリッチなポテトフライを食べている気分。
ソースは最後の一滴まで残したくなくて、最終的に、容器のハンバーグの部分にご飯を入れてソースを絡めていただきました。
おいしかったー! 一見、変り種の洋風温弁当だけど、お弁当屋さんのメニューとしてシュクメルリが完成度高くアレンジされていました。ポテトも入ってて満足。
話題のグルメを食べ逃していた人はこの機会に
話題になった“バズリ飯”を食べ逃していたという人も、この機会にオリジンのシュクメルリを利用してみては。
なお、「シュクメルリ風煮込みハンバーグ」は単品でも604円で販売されています。これは間違いなくお酒のおつまみになりますよ!! クリスマス近いこの時期、パーティー用のお惣菜にもアリかも。
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