G-SYNC Compatibleで動作、PS5は120fpsモードもOK
ここからは、実際にJN-GT24FHDR165でゲームをプレイしてみた感想に移ろう。まずは、GeForce RTX 4090搭載ビデオカードを採用したPCに接続し、FreeSyncを有効にしてみた。すると、「G-SYNC Compatible」として動作した。
あくまで互換機能として動作するため、G-SYNCの機能がフルで利用できるわけではない。しかし、この価格帯のディスプレーでG-SYNCの恩恵が受けられる点はうれしい。
「Apex Legends」と「Fortnite」をプレイしてみたが、リフレッシュレートが165Hzだけあって、一般的なディスプレーの60Hzとは雲泥の差を実感できた。特に、1msという高速応答のアドバンテージは大きく、非常にキビキビしたプレイ感だった。
筆者はさほど上手なプレイヤーではないため、ハイリフレッシュレートの恩恵が勝敗につながったかというと疑問は残る。しかし、JN-GT24FHDR165はプレイスキルの向上を目指す人に、十分なプレイ感を与えられるゲーミングディスプレーだと感じた。
PlayStation 5にも接続してみると、Fortniteの「120FPS MODE」がフルHDで問題なく動作した。「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」や「モンスターハンターライズ」など、PlayStation 5でも120fpsで遊べるゲームは多く、JN-GT24FHDR165なら快適にプレイできるだろう。
まとめ:弱点がかすんでしまうぐらいの圧倒的コスパ
JN-GT24FHDR165の最大の魅力は、やはりAmazon限定で1万6980円と非常に安価なところ。もちろん、可動域の狭いスタンドや、視野角がIPS方式ほど広くないTN方式の採用など、コストダウンによる影響を感じる点もある。
しかし、リフレッシュレートは最大165Hzで、応答速度は1msと高速。G-SYNC Compatibleが利用できるなど、この価格帯のゲーミングディスプレーとしては、すばらしいコストパフォーマンスであることは間違いなく、上述の弱点もかすむレベルの魅力と言える。
解像度はフルHDだが、FPSやTPSではフレームレートを重視するため、それで十分だという人も少なくない。JN-GT24FHDR165は必要十分な機能を備え、なるべく安くハイリフレッシュレートなディスプレーを手に入れたい人に激推しのディスプレーだ。
JN-GT24FHDR165の主なスペック | |
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パネル | 24型TN(非光沢) |
解像度 (アスペクト比) |
1920×1080ドット(16:9) |
表示色 | 1677万色 |
輝度 | 350cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | 170度(水平)/160度(垂直) |
リフレッシュレート | 最大165Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT時)/1ms(OD時 GTG) |
インターフェース | DisplayPort 1.2、HDMI 1.4×2、オーディオ出力ほか |
スピーカー | 2W×2 |
チルト | -5度~+15度 |
高さ調節 | - |
スイーベル | - |
ピボット | - |
サイズ/重量 | 約567(W)×226(D)×425(H)mm/約3.6kg |
その他 | AMD FreeSync、HDR10、VESAマウント(75×75mm) |
Amazon価格 | 1万6980円 |
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