週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

三菱「eKクロスEV」と日産「サクラ」の違いを2週間乗ってじっくり検証

◆eKクロスEVの魅力 その1
広々とした居住性

 ここからはeKクロスEVの魅力をお伝えします。まずは居住性です。

ekクロスEV

 座面を一番下げた状態にして、ヘッドクリアランスは拳4.2個分くらい。一番上にすると、拳3個分くらいあります。体格が良い人でも、狭いと感じることはありません。

ekクロスEV

 足周りは一番後ろまでスライドさせて、上の写真のような感じです。身長によっては、狭いと感じる人はいるでしょう。シートはサイドの出っ張りが浅いのでホールド感がなく、カーブで少し体が左右に振られる感じがします。

ekクロスEV

 リアシートは、スライドさせる時は一体型で、リクライニングは左右独立しています。座り心地に関しては、背中部分が薄めです。後席のヘッドクリアランスは、拳2.2個分くらいあります。

ekクロスEV

 前席を一番後ろにスライドした状態にして、膝からシートまでの距離は拳4個分、前席を一番前へスライドすると拳8個分くらいあります。

◆eKクロスEVの魅力 その2
かゆいところに手が届く使い勝手

ekクロスEV

 運転席ドア内側には600mlのペットボトル、バインダー&スマホが入りそうな収納スペースがあります。

ekクロスEV

 前席両サイドのドリンクホルダーには、670mlのペットボトルも入ります。そして、紙パックも!

ekクロスEV

 助手席の目の前には、小さいものが入る収納スペースがあります。

ekクロスEV

 ナビ下にはUSBポート。その下には、ちょっとした収納スペースがあります。

ekクロスEV

 助手席側には3kgまで袋をかけられるフックがあります。

ekクロスEV

 後席ドア内側には、前席と同じく670mlのペットボトルも入れられるホルダーがあります。

ekクロスEV

 助手席の後ろ側には、ポケットがあります。スマホがちょうど入るサイズ感のポケットが上部についていて、下部にはバインダーなどを入れられる大きめのポケットが!

◆eKクロスEVの魅力 その3
広い荷室とシートアレンジ

ekクロスEV

 荷室に座ってみると、体が少し出る感じです。後席を1番前にスライドして座ると、体がすっぽり入る程度の広さになります。

ekクロスEV

 後席を倒し、158cmの私が寝ると頭が少しはみ出ます。ですが、十分に荷物は積めます。

ekクロスEV

 前席をMAXまで倒すことで、リラックス空間を作ることができます。シートが白いので、開放感がすごくあって◎。

◆eKクロスEVの魅力 その3
EVならではの加速感が味わえる走行性能

ekクロスEV

 踏んだらすぐ加速&坂道ももたつかずにビュンビュンいくので、どんなシーンでもストレスはありませんでした。加えて静かなので、深夜に住宅地を走っても気にする必要がありません。ただ、充電ステーションが混んでいるときは待ち時間が長いので、そういった面でEVの不便さを感じました。

 ということで、今回は「ekクロスEV」を紹介しました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧下さい。

筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事