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注※これは工具ではなく、調理器具です

シュークリームも潰さず切れる「Toffy電動マルチナイフ」でいろいろ切ってみた

2023年11月13日 18時00分更新

 具体的にどうなっているかというと、メインのスライドスイッチが、プッシュスイッチとの複合になっています。スライドするだけ、プッシュするだけではオンにならず、スライドしたうえプッシュする必要があります。

 さらに、本体裏側には2ヵ所タッチセンサーを装備。ここに手で触れていなければ、いくらスイッチを押そうがブレードが動かない仕組みです。

Toffy電動マルチナイフ

2つの金属プレートが、タッチセンサー

Toffy電動マルチナイフ

握ると自然と指が当たる位置にあります

 実際に、スライド、プッシュ、タッチのどれかが外れると、ブレードがすぐに止まることを確認できました。

 なんだか使い方が難しいような気がしますが、位置関係が絶妙で、普通に握ってスイッチを押せば、3つの条件すべてクリアできるようになっているのでご安心を。普通に使えばいいだけで、それほど意識する必要はありません。

 ちなみに、親指以外をタッチセンサーにかける握り方が個人的にはしっくりこず、人差し指だけ突起の先にかけるという握り方をしてみたのですが、これでも問題なくブレードが動いてくれました。

Toffy電動マルチナイフ

人差し指の位置を変えても、問題なく使えました

 内蔵バッテリーで動作するため、カット中に煩わしいケーブルにジャマされないのもいいところ。充電はUSB充電器を使うもので、Type-A/Cケーブルが付属。充電器は付属していないので、各自用意が必要です。

Toffy電動マルチナイフ

充電端子はType-Cで、モバイルバッテリーなどからでも充電可能です。充電中は横のLEDが赤く光ります。

 着脱可能なブレード、安全重視の複合スイッチ、タッチセンサー装備、バッテリー駆動、充電はUSB Type-C端子……このあたりに注目してみると、だいぶ工具っぽいですよね。

食品から食品じゃないものまで、柔らかいものを切る!

 製品情報を漁ると多数のカット例が出てくるわけですが、どれもキレイな切断面になっています。しかし、本当にキレイに切れるのかは試さなければわかりません。

 ということで、まずは食品で柔らかそうなものを切ってみることにしました。

 最初は、フランスパン。表面は固いものの中は柔らかく、普通の包丁だと潰れてしまうだけでなく、外の固い部分が粉々に砕け散るという、悲しい末路をたどる食べ物です。

 それが見てください、この美しい断面を。

断面が美しく、切りクズもほとんどありません

 潰れることなく切れるため、硬い部分が砕け散ることもなく、切りクズも最小限に抑えられます。パン切りナイフを使った時よりも少ないかもしれません。

 なお、表面が固いので、切りはじめは若干空滑りがあるほか、そこそこ押し付ける力が必要です。そうはいっても、潰れない程度の力なので、それほど強くないですけどね。

 続いて、柔らかくて切るときに確実につぶれるバーガー系。海老カツバーガーを切ってみました。

 こちらは表面が柔らかいので押し付ける力は軽くてよく、上に乗せるとスーッと下まで切れていく感覚です。

抵抗感なしに上から下まで、スーッと切れました

 パンの断面もそうですが、海老カツの断面もスパッとしており美しいです。また、タルタルソースの玉ねぎまで切れてるんじゃないかってくらい、崩れることなく切れているのに驚きました。

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