先行体験でのプレイフィールを紹介、開発陣インタビューも! ランクシステムに新要素導入
新レジェンド「コンジット」はシールドを付与! シーズン19「エーペックスレジェンズ: イグナイト」をチェック
エレクトロニックアーツが展開するバトルロイヤルゲーム「Apex Legends」にて、新シーズン「エーペックスレジェンズ: イグナイト」が10月31日に実装予定だ。シーズン19となる本シーズンでは、新レジェンド「コンジット」が追加されるほか、ランクシステムにも大きな変更が入る。加えて、マップ「ストームポイント」にも変更が入り、複数の新たなPOIが追加される。
今回、メディア・インフルエンサー向けの説明会および先行体験会が実施された。加えて、開発陣に直接話を伺うことができたので、その情報をもとに、エーペックスレジェンズ: イグナイトについて紹介していこう。
削れたシールドを補填するサポート約
アルティメットは敵の動きを妨害&非ダメージ
コンジットは、サポートクラスに属する新レジェンド。戦術アビリティ「レイディアントトランスファー」は、味方や自分のシールドの削れた分を一時的に補填することが可能。盾のアイコンが表示されている味方に対して、少し離れた位置からでもバフをかけることができる。
バフを掛けた味方に一時的にシールドを付与することができるが、付与した味方がダメージを受けるとシールドの付与は一時停止する。制限時間が終わると、アビリティを再び使えるのは21秒後だ。
使ってみると、味方のシールドが削れているかの判断が難しいが、削れてしまった後に使用すると結構早めに削れた分が補填されていくので、まさに戦闘中! というときに上手くアビリティを使えると結構強力だなと感じる。
パッシブアビリティは戦術アビリティの範囲外にいる味方のもとへ向かう際に、スピードをブーストしてくれる。集団戦において1人だけ別の場所にいるときに、味方に駆け寄る際により素早く駈け寄ることができる。
ただし、ものすごく速くなるわけではないので、数回使ってみてすごく便利なパッシブだとは、あまり感じられなかった。この部分については、今後のプレイフィールに期待だ。
なお新レジェンドの導入については、ロードマップに基づいているのかということを伺ったところ、同社のリーダーシップ/クロスプログレッションであるエヴァン・ニコリッチ氏によると「複数年前からロードマップとして用意していたわけではなく、あくまでプロトタイプとしてさまざまなひながたのレジェンドを試していたときに上手くいった、そしてシールドヒーラーとしてうまく今のプレイ環境にハマったというのが、彼女でした。1年前ほどから開発を始めていって、形になったという感じです。ほかのひながたについても、いつか発表する日が来るかもしれません」とのことだった。
また、どういったレジェンドか、またほかのどのレジェンとと相性がいいかという質問をしてみたところ、武器やレジェンドのメタについてを担当しているジョン・ラーソン氏が「戦闘しながら回復役やサポート役が務められるレジェンドとなっています。そのため、ライフラインのようなレジェンドを好んで使っていた方に合うのではないかと考えています。そういった意味では、ライフラインと組み合わせて、回復重視で撃ち合いに負けない戦略というのも考えられます。ほかの組み合わせで言うと、アサルトのように、ダメージを稼いで前へ前へ押し進めていき、制圧するようなプレイスタイルにも合うかなと思います。回復をしながら戦うことで、できるだけ撃ち負けないというのが、コンジットの強みです。柔軟であり、多様な局面で活躍できるのが彼女の強みですね。サポートというクラスではありますが、アサルトとともに前線に立つこともできるので、さまざまな場面で活躍すると思います」と話した。
アルティメットアビリティ「エネルギーバリケード」は、敵にダメージを与えて移動速度を鈍らせるシールドジャミングデバイスを多数展開する。狭い建物内であればほぼ覆うくらいの範囲にばらまかれるので、室内戦ではかなり強力そう。加えて、最終の円縮小が縮まってくる際にこのアルティメットが溜まっていれば、かなり厄介になりそうだとも思った。
ストームポイントは、海岸線が縮小されるほか、新たなPOIが6つ追加されている。これにより、マップの40%は変わったという。加えて、プラウラーも削除されている。この変更により、戦闘をテンポよく楽しむことができるようになったとのことだ。
エーペックスレジェンズ: イグナイトでは、ランクマッチにも大きな変更が加えられる。本シーズンではスカイダイブのスキンがなくなり、バナーに変更される。また、「昇格トライアル」を追加。ランクがピークに到達すると、次のランクに行くためにトライアルが用意される。
例えば、5試合以内に「1回チャンピオンになる」「3回トップ10に入る」「3キルもしくは3アシストする」といった内容となる。こちらをすべてクリアすると、次のランクに上がることができる。ロビーでは、ランクアップにどれくらい近づいているかのトラッカーも表示されるという。
ランクシステムの変更について、ランクシステムについて担当しているエクスペリエンス デザイン ディレクターのアーロン ラトリッジ氏に伺ったところ、クリス氏は「過去数シーズンにわたって、マッチング、スキル、評価システムに着眼していました。これにより、競技性が増すだけでなく、プレイヤーの方々にランクを登っていくという実体験を得ていただきたいと考えていました。しかし、ティアが上がるに差し掛かった際に、それに対しての祝福だったり、喜びだったを感じていただくことが少なかったようにも思いました。そこで、今回の変更を加えることで、ティアが上がる喜びを実体験として感じただけるようになっているのではないかと考えています。また、受動的なプレイヤーの方は、そのままティアを登れないようなシステムになっています」と説明した。
武器は、中距離長距離メタを多様化することを目指し、ロングボウ、チャージライフル、センチネルに変更が入ったとのこと。チャージライフルは弾丸落下にも変更が入り、どの武器も最初のドロー速度が速くなるという。加えて、シャッターキャップのブラストパターンも強化されている。
また、ウイングマンがケアパッケージ武器になる。ケアパケ武器のウイングマンには、ダメージバフと修正ホップアップが付与されている。加えて、ケアパッケージに必ず1つの武器が入るようになるという。
レプリケーター武器は、ボルトとR-310になる。金武器は、エルスター、ロングボウ、ハボック、CAR、RE45になる。加えて、ターボーチャージャーのダメージナーフは、もとに戻るとのことだ。
そのほか、レジェンドの変更点についても紹介しておこう。カタリストは、戦術アビリティ「スパイクストリップ」の数が3つから2つに減少するほか、投げる距離も短くなる。バンガロールは3つのアビリティすべてに調整が入り、すべての効果時間が短縮されているという。
逆にレイスのパッシブアビリティ「虚空からの声」が強化。パスファインダーは、見方がすでにスキャンしたケアパッケージでもスキャンして、アルティメットを貯めることができるようになるという。
レヴナントは、アルティメットアビリティ「フォージシャドウ」は、キルを獲った後のアシスト延長時間が3秒に収縮されている。ヴァンテージはアルティメットの弾丸が追加されて6発になる。ニューキャッスルはキャッスルウォールの使い勝手がよくなっているとのことだ。
レジェンドのバランス調整について、ジョン氏は「プレイヤーの方々に、気持ちよく戦っていただきたい、使っていただきたいということを考えながら、さまざまな面から考えて調整しています。また、前シーズンのレヴナントのようなリワークというのは、既存のキャラクターではあるものの、新しいキャラクターを紹介するという意味での調整となっています。そして今回レヴナントは、アシストタイマーの調整を行なっています。こちらが、通常の調整になります」と説明した。
エーペックスレジェンズ: イグナイトでは、新レジェンド、ストームポイントの新たなPOI追加や変更、ランクシステムの変更、武器やレジェンドの調整など、新たな要素が目白押しだ。実装日は10月31日なので、楽しみに待とう。
©2023 Electronic Arts Inc.
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