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台湾のコンビニやマクドナルドで無双できる非接触型ICカード

台湾行ったら5000元(約2万3000円)が当たっちゃった!?

2023年10月11日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

台湾と言えばおなじみ、小籠包で有名な
「鼎泰豐(ディンタイフォン)」では使える?

 台湾といえば、小籠包で有名な「鼎泰豐」ではどうでしょうか? いくつか支店で訊いてみたところ、悠遊カードでの支払いはオーケーでしたが、悠遊カードは1回の利用限度額は1500NTD(約7000円)なので、複数名で行ってしまうと、その金額はオーバーします。料金を分けて払えるのかまで確認していませんが、実際にやってみると外国語でのやりとりが発生することもあり、めんどうなので、結局は自身のクレジットカードで支払ってしまいました。

小籠包で有名な鼎泰豊の101店

悠遊カードでの支払いは上限があるものの可能

 というわけで、悠遊(EASY)カードの使い道は案外少なく、地下鉄やバスなどの公共交通機関での支払いがメインとなってくるのですが、台北地下鉄の初乗り料金は20NTD(約90円)なので、乗っても乗っても残高がなかなか減っていきません。コンビニやスーパーでの買い物も、2023年10月10日現在のレートで換算しても、物価的には日本と変わらないか、日本より安く、例えばコンビニでビールを買っても35NTDくらい(約160円)です。かなり意識して積極的に悠遊カードで支払っていかないと、数日の滞在期間では使っても使ってもまだ残っている、といった具合です。

サン◯オショップではなく、ここはセブン‐イレブンです。台北市内にはキャラクターや企業とコラボした店舗が多くあり、オリジナルグッズも売っているので、お土産を買うというのはいいかも

地下鉄やバスの乗り降りで積極的に使っても
使い切れないほどある

 冒頭でも話したとおり、筆者も結局、滞在中に使い切れませんでした。逆に言うと、使い切れないほどの金額でお小遣いがもらえるということ。少なくとも滞在期間中の交通費は、ほぼ悠遊(EASY)カードでまかなうことができました!

夜市の屋台にも行ってみたが、利用できる店舗は見当たらなかった

マンゴーかき氷(180NTD/約830円)の人気店「冰讃」も支払いは現金のみ

 というわけで、お小遣いがもらえるチャンスがあるという点でも、旅先としてオススメしたい台湾。「Taiwan the Lucky Land」は2025年6月30日まで実施される予定なので、台湾に行かれる際は是非チャレンジしてみてください。トータルで50万人ぶんの当選となっていますが、2023年は25万人ぶん、2024年は15万人ぶん、2025年は10万人ぶんと年々当選確率が下がっていくので、行くなら早いほうがいいですよ。

 ちなみに筆者は第1弾の限定カードだったので、有効期限は年内一杯。ということで、使い切れなかった5000NTDを使うため、年内にもう一回台湾に行こうと計画中です! でもまた当たったらどうしよう!!

この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)

世界60ヶ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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