週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

最大転送速度2000MB/s! 約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

2023年10月04日 00時01分更新

T7 Shieldから1.8倍近くも性能向上
NVMe M.2 SSDに迫るアクセス速度

 USB 3.2 Gen2×2 Type-Cポートを備えるデスクトップパソコンにT9をつなげて、その実力を確認していこう。使用したモデルは公称リード・ライトが2000MB/秒に達している4TBモデルで、比較用としてT7 Shield 4TBモデルも用意した。

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T7 Shield(写真上)とT9(写真下)

 ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 8.0.4」での計測は“デフォルト”モードで、データサイズ16MiB、64MiB、256MiB、1GiB、4GiB、16GiB、64GiBを実行している。

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T9 4TBモデル 16MiBの結果

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T7 Shield 4TBモデル 16MiBの結果

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T9 4TBモデル 64MiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T7 Shield 4TBモデル 64MiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T9 4TBモデル 256MiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T7 Shield 4TBモデル 256MiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T9 4TBモデル 1GiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T7 Shield 4TBモデル 1GiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T9 4TBモデル 4GiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T7 Shield 4TBモデル 4GiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T9 4TBモデル 16GiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T7 Shield 4TBモデル 16GiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T9 4TBモデル 64GiB

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

T7 Shield 4TBモデル 64GiB

 T9のシーケンシャルアクセス速度は、リード2000MB/秒台、ライトはおおむね1800MB/秒台を発揮している。コストを抑えたパソコンに内蔵されているNVMe M.2 SSDに迫るアクセス速度で、10GbpsとなるUSB 3.2 Gen2接続のT7 Shieldからは、1.8倍近くもパフォーマンスアップしている。

 続けて実効速度も確認していこう。容量42.8GBの動画ファイルと、ファイル数が355個で容量59.6GBのゲームデータフォルダーのコピーに要した時間を確認した。すると、T9はT7 ShieldからPC→ポータブルSSD、ポータブルSSD→PCともに4割程度もコピー時間が短縮している。T9は20GbpsのUSB3.2 Gen2×2インターフェースの性能をしっかりと発揮しているわけだ。

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD
約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

USB3.2 Gen2×2環境ならT9を選びたい

約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD

 USB3.2 Gen2×2 Type-Cポートを備えるモバイルデバイスは多くないが、USB 3.2 Gen2 10Gbpsの倍近いリード・ライトを発揮するT9の高パフォーマンスはメリット大と言える。手のひらサイズとなるミニPCなど、ストレージの増設スペースが限られるパソコンのユーザーに向いているだろう。

 高速アクセスできるUSB3.2 Gen2×2 Type-Cを有するなら、仕事の作業データや、写真や動画ファイルなどを外付ストレージにストレスなく保存できる。

【関連サイト】

【機材協力】

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事