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モバイルデバイスの外付けSSDに最適! 堅牢性が増したSamsungの「T7 Shield」に注目

2022年04月27日 00時00分更新

 4月下旬、定番人気となっているSamsungの外付けSSD「Samsung Portable SSD」シリーズに、新たなモデルとなる「Samsung Portable SSD T7 Shield」(以下、T7 Shield)が追加された。マーベル・コミック原作の映画や、海外ドラマに登場する組織(こちらは「S.H.I.E.L.D.」)を思い浮かべる人も多いと思うが、その“Shield”の意味の通り、T7 Shieldでは持ち歩きの際の万が一に備えた堅牢さを備えているのが特徴だ。 

防塵、防水、耐落下性を備えたボディを採用する「Samsung Portable SSD T7 Shield」

 ノートパソコンだけでなく、iPadやスマホなどの外付けストレージとしても人気のあるSamsung Portable SSD T7シリーズは名刺サイズのコンパクトボディが魅力。T7 Shieldでは、リード最大1050MB/sec、ライト最大1000MB/secのハイパフォーマンスはそのままに、ボディをゴム素材のカバーで覆い、防塵、防水のJIS保護等級「IP65」を取得している。さらに最大3mからの落下に耐える耐落下性が備わっている。

T7 Shieldは、持ち歩き時の万が一に備え、ゴム素材で覆われたアルミニウムボディを採用する

USBインターフェースは最大10GbpsのUSB 3.2 Gen 2で、コネクターの上下を気にせず使えるType-Cポートを採用する

持ち歩き時のポロリもこれで安心!

 JIS等級規格IP65の“65”は、十の位が固形物体に対する保護の等級で、“6”は粉塵侵入が完全に保護されていることになる。一の位は水の侵入に対する保護で、“5”は全方向から水がかかっても有害な影響を受けない等級になっている。さらに高耐久なゴム素材と強固なアルミニウムボディで、3mから落下させるテストにも合格している。

 いざ使おうとカバンから出したら手からポロリ。雨上がりの水たまりにポチャン! はたまたテーブルのドリンクカップを倒して飲み物がこぼれた。または道にポロリしただけでなく、通行人に踏まれた! 蹴っ飛ばされた! などといった、起こり得る最悪パターンの際も、T7 Shieldなら破損の心配が軽減するわけだ。さすがにUSB端子部分は防塵、防水とはいかないので、動作中に端子部に水などがかかってしまうのはNGだが、安心感は大幅アップだ。

 そのT7 Shieldのラインアップは容量1TB、2TBモデルに加え、ブラック、ホワイト、ブルーのカラーバリエーションを用意している。ただし、日本国内での展開は1TB(ブルー)、2TB(ブラック)のみとなる。今回はレビュー用に2TB(ブルー)をお借りして、その性能を確かめてみた。

防塵、防水、耐落下性のある製品はボディが大きくなりがちだが、T7 ShieldはT7とほぼ同じになる、奥行88×幅59×厚さ13mmのコンパクトサイズになっている

表面にはSAMSUNG、裏面にはT7 Shieldの文字が入っている

カラーはブルーに加え、ブラックとホワイトがあるが、日本国内では1TB(ブルー)と2TB(ブラック)のみの展開となる

ケーブルはUSB Type-C to Cと、USB Type-C to Aの2本が付属する

日本国内で販売するSamsung Portable SSD T7 Shieldの主要スペック
型番 MU-PE1T0R-IT MU-PE2T0S-IT
容量 1TB 2TB
カラー ブルー ブラック
USBインターフェース USB3.2 Gen2(10Gbps)
本体サイズ 奥行88mm×幅59mm×厚さ13mm
重量 約98g
耐水性/防塵性 IP65
耐落下性 最大3m
シーケンシャルリード 最大1050MB/sec 最大1050MB/sec
シーケンシャルライト 最大1000MB/sec 最大1000MB/sec
暗号化 AES 256ビットハードウェア暗号化
セキュリティ パスワード(Portable SSD Software 1.0/Samsung Magician Software)
対応OS Windows 7以降、Mac OS X 10.10以降、Android Lollipop以降
保証期間 3年間
実売価格(税込) 2万980円前後前後 3万9980円前後
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