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個人情報を入力させるのはニセモノなので注意!

2万円に釣られてクレカ情報を盗まれるマイナポイント詐欺が怖い

2023年09月28日 17時30分更新

申込み期限が近いからこそ、フィッシング詐欺には要注意!

2万ポイントゲットできるのは今週中まで

 マイナポイント第2弾の申込み期限が9月末、つまり今週中に迫っています。マイナンバーカードにさまざまなサービスを紐づける施策を推進するために設けられたもので、キャッシュレス決済サービスのポイントが最大2万円分ゲットできる貴重な機会です。

 慌てて駆け込み手続き中という方もいらっしゃると思いますが、あまりに慌て過ぎて詐欺に引っ掛からないよう注意してください。というのも、まさに現在進行形でマイナポイント事務局を騙るフィッシング詐欺が増加中なのです。

 フィッシング対策協議会によれば、“マイナポイントを加算したので以下のリンクから回収せよ。期限を過ぎるとポイントが無効になる”旨のメールを送りつけ、住所氏名のほかクレジットカード情報の入力を促すという内容が確認されているようです。

 もちろん、入力した情報は悪意ある人たちにそのまま盗まれてしまいますので、クレジットカードの不正利用や各種詐欺の標的になる可能性も高まるでしょう。

マイナポイント事務局を装ったフィッシングメール(フィッシング対策協議会公式サイトより)

マイナポイント事務局を装ったフィッシングメール(フィッシング対策協議会公式サイトより)

個人情報入力や手数料振込みへ誘導するメールはすべてニセモノ

 なお、マイナポイント事務局も下記のような注意喚起を実施しています。今回のフィッシングメールは金融機関の口座番号、口座の暗証番号、個人情報の入力を促していますので、ニセモノだとわかります。

総務省や市区町村の職員、その関係者等が以下を行うことは絶対にありません!

・マイナンバーや金融機関の口座番号、口座の暗証番号、資産の情報、家族構成などの個人情報などを伺うこと
・通帳やキャッシュカードを預かったり、確認すること
・金銭を要求したり、手数料の振込みを求めること

 万が一、怪しいサイトに情報を入力してしまったら、「マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178(音声ガイダンスに従って5番を選択)」「消費者ホットライン 局番なしの188」または「警察相談専用電話 ♯9110」に相談すると良いでしょう。

 また、フィッシング詐欺のメールやSMSがあなたのもとに届いた際は、フィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。

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