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チップセットが大きく進化「新Apple Watch」すべてのiPhoneユーザーにお勧め【先行レビュー】

今回新たに登場したナイキの再生フルオロエラストマーが使われたスポーツバンド

再生素材を積極的に使ったバンドを用意

 Apple Watch Series 9には、少し大きな45mmモデルと小ぶりな41mmモデル、セルラー通話が可能なモデル(キャリアによる契約が必要)とWi-Fi専用モデル、少し重いけれど丈夫なステンレスモデルと軽いアルミモデルがある。それぞれ選択して購入することができるし、ボディカラーも多彩。バンドも非常に多彩な種類がラインナップされている。身に着けるものだけに、さまざまな個性の演出が可能になっているのだ。

 また、エルメスやナイキとコラボしたモデルもラインナップされている。

 特に今回、アップルの再生素材の使用と、カーボンニュートラル達成のための努力を後押しする選択が可能になっている。アップルマークの葉っぱだけが5枚並んだグリーンのマークは、その製品がカーボンニュートラルを達成している証でいくつかのバンドにそのマークが付いている。

余剰糸を使って作られたスポーツループ

 新しいナイキのフレークが入った模様のスポーツバンドは再生フルオロエラストマーが使われており、スポーツループには余剰糸が使われている。これらを使うことで、少しでも環境の悪化を防ぐことができるのだ。

Series 5や、旧SEを使ってるなら、そろそろ替え時?

 昨年登場したばかりのApple Watch Ultraも、今回あらたにS9チップを搭載しApple Watch Ultra 2となった。

こちらもS9チップを搭載しパフォーマンスアップしたApple Watch Ultra 2

 Series 9と同様にダブルタップをすることができるし、ディスプレイは最大3000ニトの明るさを実現している。フラッシュライト機能を使うと、ちょっとした懐中電灯並みの明るさを生み出すことができる。

なんと最大3000ニトで光るApple Watch Ultra 2の文字盤。点滅させることもできるので、非常時に役に立つはず

 みなさんが、もし1~2年前のモデルをお持ちなのであれば正直なところ買い替える必要はないと思う。しかし、アーキテクチャとして2世代以上前になる、Series 5や、旧SEを使っているのであれば、そろそろ買い替え時だ。

 S9チップを積んだ新しいApple Watchはキビキビと動作するし、あなたの日常を快適で安全なものにしてくれるはずだ。

 

筆者紹介――村上タクタ
 趣味の雑誌を30年間に600冊ほど作ってきた編集者・ライター。バイク雑誌「ライダースクラブ」で仕事を始め、ラジコン飛行機雑誌「RCエアワールド」、海水魚とサンゴ飼育の雑誌「コーラルフィッシュ」、デジタルガジェットの本「flick!」の編集長を約10年務めた後退職。現在フリーランスの編集者・ライターであり、ウェブメディアThunderVoltの編集長。HHKBエバンジェリスト、ScanSnapアンバサダー、mmhmmヒーロー。iPhone、iPadなどのデジタルガジェットや、バイク、クルマ、旅、キャンプ、絵画、日本酒、ワインと家族を愛する2児の父。

 

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