コンパクトながらサブウーファー付の本格派
ゲーミングスピーカー「ED-G1500MAX」
まだまだ暑さも去らない2023年晩夏。冷房の効いた自室で相変わらずゲームをプレイする筆者なのだが、なごりのような暑さを吹き飛ばすにはリッチな音響に身を委ねるしかない。
そんな思いでいたところ、試用する機会を得たのが、Edifierのゲーミングブランド「HECATE(へケート)」のサブウーファー付きゲーミングスピーカー「ED-G1500MAX」だった。
コンパクトサイズの外観ながら、合計出力30Wで重低音重視の音質が味わえる1台だという。しかも価格もお手頃で、Bluetooth接続も可能、しかもLED演出も楽しめるというから、これはゲームのお伴にふさわしいというもの。さっそく試用していこう。
合計出力30W、Type-C接続、ゲーミングLED
Edifierブランドのゲーミングスピーカーについては、サウンドバータイプの「ED-MG300」を過去に紹介したことがあるが、今回試用する「ED-G1500MAX」はサブウーファー付きの本格派2.1chスピーカーだ。
とはいっても、そのサイズは非常にコンパクト。サテライトスピーカー×2台とサブウーファーで構成される「ED-G1500MAX」は、サテライトスピーカー左右がそれぞれ、幅102.13×高さ170.18×奥行168.59mmと一般的なブックシェルフ型スピーカーよりもコンパクト。サブウーファーも幅135×高さ211.5×奥行216mmと、決して大仰なサイズではない。
単体の製品写真を一見すると迫力を感じるが、実物を見るといい意味で裏切られるサイズ感だ。机上でディスプレーの両脇にちょこんと置いておく感じで利用できる。設置場所に悩むことはないだろう。
サテライトスピーカーは直径約63mmのフルレンジタイプで、出力は7.5W+7.5W、サブウーファーは直径約100mmで出力は15W、これらを合計して30Wの出力となっている。
サテライトスピーカーR(向かって右)前面には、「オン/オフ」「ボリュームアップ」「ボリュームダウン」といった主要操作ボタンとともに、LEDライトの調光やサウンドモードの調整に使う「マルチ機能Gボタン」が搭載されている。
なお、サウンドモードは「MUSIC」「GAME」「MOVIE」の3モード切り替えに対応していて、Gボタン操作でソースに応じていつでも簡単に切り替えられる。
多彩な入力ポートに対応しているのも「ED-G1500MAX」の魅力の1つ。3.5mmステレオミニプラグ、Bluetooth、そしてUSB Type-Cにも対応し、それぞれを切り替えて利用可能となっている。
「ED-G1500MAX」の重量は合計で約2.62kg(サテライトスピーカー単体:約0.41kg×2、サブウーファー単体:約1.8kg)と、サイズ感並みでそれほどズッシリした重量というわけでもないが、重心が低いようでそれぞれを接続するケーブルに引きずられるようなことはない。
ちなみに接続ケーブルはスピーカー間ケーブルが約1.3m、スピーカーとサブウーファーをつなぐケーブルが約1.4m、電源ケーブルが約1.6mとそれぞれ十分な余裕があり、取り回しには困らない。
そのほか、3.5mmステレオミニケーブル(約1.3m)、USB-A to C(約1.1m)、USB-C to C(約1.1m)も同梱されているので、パッケージを開梱したらすぐに使い始められる。
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