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メール・SMSだけでなくSNS経由も要警戒

偽LINE Payに個人情報を盗まれる!? 手口にバリエがあるので要注意

2023年08月27日 17時30分更新

複数の手口で個人情報を狙ってくるフィッシング詐欺

複数の手口が確認されています

 レジ前でスマホをかざすだけのキャッシュレス決済サービス。便利過ぎて手放せない人は多いでしょう。さまざまなサービスと紐づいたブランドがしのぎを削りながらユーザーを増やしていますが、大手ほどフィッシング詐欺に悪用される機会が増える傾向にあります。

 今回ご紹介するのは、もはやライフラインと言えるLINEのキャッシュレス決済サービス「LINE Pay」を騙るフィッシング詐欺です。

 2023年8月、フィッシング対策協議会はLINE Payを騙ったフィッシングの報告を受けたと発表しました。

 これは、“アカウントに異常な活動を検知したので確認せよ”“個人情報と取引目的の定期確認を実施している”といった内容のメールを送り付け、偽のLINE PayのWebサイトに誘導してLINEアカウントの情報を入力させるというもの。

 また、LINE Pay公式からもたびたび「LINE PayからのSMSやメールを装うフィッシング詐欺にご注意ください」と注意喚起が発表されています。

 それによると、「SNS上のWeb広告から、偽のショッピングサイトへ誘導し、お支払い時にLINEやLINE Payを装う画面を表示することで、アカウント情報を騙し取ろうとする」といった、メールやSMS経由ではない手口も確認されているようですので、LINE Payユーザーは注意が必要です。

LINE Payを騙るメール(フィッシング対策協議会公式サイトより)

LINE Payを騙る偽Webサイト(フィッシング対策協議会公式サイトより)

 もし、あなたがフィッシング詐欺に思えるメールやSMSを受け取った場合、可能ならばフィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。

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