■ハンドルにボタンが少ない!
意外にもシンプルすぎるコクピット
運転席をみると「何もない……」と言葉を失います。それもそのはず、中央に大型のタッチディスプレイがあるだけなのですから。ステアリング周りもボタンは少なく、さらにセンターコンソールに走行モードを切り替えるレバーもボタンもないのですから。
走行モードセレクターはステアリングコラムから伸びているのですが、右側にあるためウインカーと間違えそう。もっとも走行中に動かしたところで、いきなりバックするといったことはありません。さらにステアリングホイールにもボタン類は少なく。「素っ気ないくらいにシンプルですね」と部長。「クルマじゃないみたい……」と語ります。
クルマじゃない感を強めているのは、すべてのコントロールは大型タッチディスプレイで行なうところです。筆者の記憶をたどると、機能はかなり増えているような。話によると、かなりの頻度でソフトウェアアップデートをして拡張しているうえに、CPUが初期のインテルからAMDとなり処理速度が大幅にアップしたのだとか。このあたりの考え方もスマホライクな気がしました。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう