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5vs5のチームで無数の恐竜の相手にミッションをこなす新ジャンル

“学びと成長”を実感できる快作!『エグゾプライマル』暗黙の了解を越えた先に“やめ時を見失う”面白さを見た

2023年08月02日 13時00分更新

全10種のスーツから自分にあったものを見つけよう

 本作はリリース時点で全10種類のエグゾスーツが用意されている。大きくアサルト(攻撃)、タンク(防御)、サポート(支援)といった3種類のロール(役割)が決められており、チーム内での戦略に応じて着替えていくのが重要だ。
※戦闘中であっても任意のタイミングでスーツの着替えは可能

“学びと成長”を実感できる快作!『エグゾプライマル』暗黙の了解を越えた先に“やめ時を見失う”面白さを見た

たとえばアサルトの「デッドアイ」は射撃が得意なスーツ。地面の恐竜はもちろん、飛んでる恐竜にも対応可能な汎用性の高さがウリ

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タンクの「ロードブロック」は壁を作って恐竜の進撃を押しとどめるのが主な役割。ヘイトを自分に集中させる挑発アクションもあるので、「俺が押さえてる間に撃て!」というムーブを楽しめる

 個人的なオススメは、サポートの「スカイウェイブ」。このスーツは上空へ舞い上がり、戦場を俯瞰視点で眺めながら仲間を援護できる。つまり、地上の恐竜に攻撃されにくいので生存率が高く、落ち着いてゲームの流れを学べるのが特徴だ。

“学びと成長”を実感できる快作!『エグゾプライマル』暗黙の了解を越えた先に“やめ時を見失う”面白さを見た

上空から仲間に向かって回復弾を飛ばす筆者。上から見ていると、どのスーツがどんな立ち回りをしているのかがわかりやすく、勉強になる

 できれば各ロールごとに1種類ずつ「戦えるスーツ」を決めておこう。アサルトがチーム内でかぶる分には大して影響はないが、タンクとサポートが複数いると火力が不足して戦闘が長引く恐れがある。

 逆にタンクとサポートが誰もいない場合は壊滅の危険が高い。「誰もいないなら自分がやる」という選択肢があるだけで、気持ちの上ではだいぶラクになるので覚えておこう。

“学びと成長”を実感できる快作!『エグゾプライマル』暗黙の了解を越えた先に“やめ時を見失う”面白さを見た

アサルトの「バラージュ」は恐竜を炎上させるグレネードを放ち、高火力をもって敵をまとめて殲滅する攻撃特化型スーツ。人気が高く、使用率はかなり高めの印象だ

“学びと成長”を実感できる快作!『エグゾプライマル』暗黙の了解を越えた先に“やめ時を見失う”面白さを見た

タンクの「ムラサメ」は敵の攻撃をガードし、耐えた分だけ攻撃力が上がるカウンター型のスーツ。性能が強力なのもあるが、なにより「サムライ」然としたスタイルがカッコよくて使用率も高い(ただしスーツ解禁までのハードルも高い)

モジュールの強化でスーツをレベルアップ!

 本作ではスーツを使い込むことで、「モジュール」という追加装備を装着可能になる。基本攻撃の攻撃力を上げるモジュールや、自然回復が始まるまでの時間を短縮して生存力を上げるモジュールなど、その種類はスーツごとにさまざまなものが用意されていた。

“学びと成長”を実感できる快作!『エグゾプライマル』暗黙の了解を越えた先に“やめ時を見失う”面白さを見た
“学びと成長”を実感できる快作!『エグゾプライマル』暗黙の了解を越えた先に“やめ時を見失う”面白さを見た

「スカイウェイブ」のモジュール画面。何はともあれ基本の射撃強化は必須だと思った。スーツを使い込んでいくと、新たなモジュールが開放されていく仕組みだ

“学びと成長”を実感できる快作!『エグゾプライマル』暗黙の了解を越えた先に“やめ時を見失う”面白さを見た
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「バラージュ」のモジュール画面。特殊技の性能を変化させるモジュールもある。直接的な性能アップを取るか、特殊効果を取るかで立ち回りが変わってくる

 これらのモジュールはゲーム内マネーを消費してレベルアップできる。そのため、同じスーツで戦うほどプレイヤースキルと一緒にスーツ自体の性能も上昇していくというわけだ。

 この仕組みはβテストには無かったし、この成長要素があるおかげで繰り返す戦闘も楽しくなっていく。対人戦のあるゲームでキャラの強さを引き上げられるのは珍しいので、ここは本作の特徴的なポイントと言っていいだろう。

 そしてマネーを稼ぐためゲームを繰り返す。戦闘が終わったら稼いだマネーでスーツを強化する。強化がひとごこち着いたら別のスーツを試してみる。これがいい循環となり、やることが尽きない感覚で遊び続けられる。

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