「HUAWEI WATCH Ultimate」は、ファーウェイのスマートウォッチの最上位に位置付けられるモデル。ジルコニウムベースのリキッドメタルを使用したケースに、セラミックのベゼル、ベルトにはチタン合金を採用するなど、タフさと高級感を併せ持つウォッチになっています。見た目もまさにスポーティーな高級時計といった佇まいで、スーツの腕元にも似合いそう。スマホ(iOS、Androidに対応)とつながって様々な通知が受け取れるのはもちろん、24時間の心拍モニタリングをはじめ、数多くのセンサーを内蔵し、日々の運動や睡眠、健康を管理できます。
加えてこのウォッチの大きな特徴が、ダイブコンピューターの機能を備えていること。ダイブコンピューター(通称ダイコン)は、安全にダイビングを楽しむために欠かせないもので、減圧症のリスクを自己管理するための重要な役割を担います。
最近では「Apple Watch Ultra」にも、同様の機能が搭載されて注目を集めています。HUAWEI WATCH Ultimateのダイコンはどんな感じなのか、実際に海で試してみました。
ダイビングガチモデルのため
ウェットスーツ用のスポーツバンドが付属
テストの前にまず実施したのがバンドの交換です。HUAWEI WATCH Ultimateには、コマを外して長さを調整できるチタン合金製のバンドに加えて、ニトリルゴムのスポーツバンドが付属しています。このスポーツバンドには、ウェットスーツの上から装着できるように長いエクステンションも用意されています。
ファーウェイの説明によればHUAWEI WATCH Ultimateは、EN13319というダイビングアクセサリーの技術標準規格に準拠していて、深さ100メートルの潜水にも耐えられるとのこと。筆者がやっているような一般的なダイビングでは、アドバンスという1つ上のライセンスを持っていても、30メートル以上潜ってはいけないのですが、十分な耐水圧性能を備えていると言えそうです。
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